特許
J-GLOBAL ID:200903042434850703
廃油処理装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043133
公開番号(公開出願番号):特開2000-237746
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】油脂や鉱物油を分解して生物学的に二次処理するときの処理効率に優れ、構造が簡単で安価な廃油処理装置を提供する。【解決手段】廃油と処理用水を混合した油水を分解反応室(2)に供給して200〜300°Cに加熱すると、その油水に含まれる水分が水蒸気になり、さらに、その一部は酸素と水素に解離し、加熱された油分が、高温下で、水蒸気、水素、酸素に曝されて加熱分解又は加水分解され、処理液が分解反応室(2)の蒸気圧により縦管(3)から排出される。この処理液を調べたところ、油分の2割程度は水に可溶な程度にまで分解されており、数千万円のプラントに匹敵する分解効率が得られた。残り8割の油分も分子量が小さくなっていると考えられ、実験でも生物学的に処理する場合の処理効率が高かった。
請求項(抜粋):
廃油と処理用水とを混合した油水を加熱して、これに含まれている油分を分解する分解反応室(2)と、当該反応室(2)で処理された処理液を排出する縦管(3)と、前記分解反応室(2)よりも高所に配された送給タンク(4)と、当該タンク(4)から分解反応室(2)に油水を送給する油水送給管(5)とを備え、前記縦管(3)が分解反応室(2)の底面(2a)の近傍から外部に連通するように立設されると共に、前記送給タンク(4)の液面より高い位置を通ってその先端(3c)が処理液回収タンク(8)に接続され、前記油水送給管(5)が、分解反応室(2)の底面(2a)又はその近傍で、且つ、縦管(3)の開口部(3a)より低い位置に開口するように接続されたことを特徴とする廃油処理装置。
IPC (4件):
C02F 1/40
, C02F 1/02
, C02F 3/00
, C12N 1/00
FI (4件):
C02F 1/40 Z
, C02F 1/02 B
, C02F 3/00 Z
, C12N 1/00 S
Fターム (13件):
4B065AA01X
, 4B065AA99X
, 4B065AC15
, 4B065AC20
, 4B065CA55
, 4D027CA03
, 4D027CA05
, 4D027CA07
, 4D034AA11
, 4D034CA04
, 4D034CA21
, 4D051AA01
, 4D051DD22
前のページに戻る