特許
J-GLOBAL ID:200903042438059067

マトリツクス型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-283096
公開番号(公開出願番号):特開平5-119746
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 反強誘電性液晶を用いた表示装置に於けるスメクチック層の構造変化に伴う残像を防止し、しかも表示画素を駆動するに必要な電圧レベルの数を低減させる。【構成】 n条の行電極(Y1,Y2・・・Yn)とm条の列電極(X1.X2・・・・Xm)とを有し、印加電圧に応じて一つの反強誘電状態と2つの強誘電状態とが形成される反強誘電性液晶13を封入してmn個の表示画素を形成した液晶セル1と、液晶13の強誘電状態間をスイッチングして一つの行電極上の任意の画素をON表示する第1の駆動信号と同一行電極上の残余の画素をOFF表示する(反強誘電状態に保つ)第2の駆動信号を付与するマトリックス駆動手段(22、23、24)と、該第1と第2の駆動信号に後続して一の極性に於ける所定の電圧範囲の略中央に相当する電圧を有する直流信号を前記n条の行電極とm条の列電極との間に付与する手段とを備えるマトリックス型液晶表示装置である。
請求項(抜粋):
n条の行電極とm条の列電極とを互いに格子条に対向させるように並設した両電極基板間に、電圧印加に対して少なくとも一つの反強誘電状態と2つの強誘電状態とが相互に安定して形成される反強誘電性液晶を封入してmn個の表示画素を形成した液晶セルと前記n条の行電極とm条の列電極との間に、前記mn個の表示画素のうち選択された一つの行電極上の任意の画素をON表示する第1の駆動信号と前記選択された行電極上の残余の画素をOFF表示する第2の駆動信号を付与する様に、前記各行電極を一画面表示時間の1/nの時間毎に選択走査するマトリックス駆動手段を備えたマトリックス型液晶表示装置に於いて、前記反強誘電性液晶として印加電圧により該反強誘電状態と、電場の向きによって制御出来る2つの強誘電状態間を相互にスイッチングさせることが出来、且つ印加電圧の所定の電圧内に於ける増大又は減少に応じて前記反強誘電性液晶の光透過率が少なくともマトリックス駆動に充分なヒステリシスを有する反強誘電性液晶を採用し、前記駆動手段が第1駆動信号として2つの強誘電状態間をスイッチングする交流的に変化する双極性パルスとして形成され、又前記第2駆動信号として反強誘電状態から強誘電状態へのスイッチングが行われない範囲の電圧で交流的に変化する双極性パルスとして形成され、且つ該第1と第2の駆動信号に後続して一の極性に於ける所定の電圧範囲の略中央に相当する電圧を有する直流信号を前記n条の行電極とm条の列電極との間に付与する様にして一画面表示を完成させ、その後、或いは前記の操作を複数回繰り返した後、前記駆動手段が前記第1及び第2駆動信号及びこれ等に後続する直流信号の電圧極性を全て逆極性とした電圧を、前記と同様の操作により該n条の行電極とm条の列電極との間に印加する様に構成されている事を特徴とするマトリックス型液晶表示装置。
IPC (2件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 560
引用特許:
審査官引用 (8件)
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