特許
J-GLOBAL ID:200903042438097341

排水中の油分サンプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-215608
公開番号(公開出願番号):特開平11-044618
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 排水暗渠における排水中の油分を安定してサンプリングすることが可能な油分サンプリング手段の提供。【解決手段】 排水流入部に排水の流速エネルギーを抑制し整流化させる排水導入用傾斜板と、該傾斜板を介して流入した排水を一か所に集水するガイド板を有し、該ガイド板の先端部に油分監視センサー部を設置した浮遊体付きの油分回収枠を排水暗渠内に排水の流量増減に追随できるように係留し、前記排水導入用傾斜板にて油分回収枠内に導入され前記ガイド板にて集水された排水中の油分を前記油分監視センサーにて検知した後、該油分回収枠内の油分をポンプにて回収するごとく構成する。
請求項(抜粋):
排水暗渠の上流部に設置して排水中の油分をサンプリングする装置であって、底部に浮遊体が取付けられた上面および下流側側壁が開口の有底の油分回収枠の上流側上縁に排水導入用傾斜板が取着され、回収枠内部には前記傾斜板より導入された排水を回収枠のほぼ中央部に集水する左右一対のガイド板が当該回収枠の排水流入側両端部の上側にほぼ回収枠中央部に向けて開口面と面一に水平に突設され、かつ該ガイド板の先端部に一体に付設された門形架台の上部に水面から所定の距離を隔てて油分監視センサーが設置され、該油分回収枠は排水中に浮いて揺動可能にロープ等で排水暗渠内壁に係留され、前記排水導入用傾斜板にて油分回収枠内に導入され前記ガイド板にて回収枠中央部に集約された排水中の油分を前記油分監視センサーにて検知した後、当該油分回収枠内の油分をポンプにて回収するごとく構成したことを特徴とする排水中の油分サンプリング装置。

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