特許
J-GLOBAL ID:200903042448577562

ガスタービンエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-057733
公開番号(公開出願番号):特開2001-289122
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンエンジンの総重量を大きく増加させることなく、かつ大規模な整備を必要としない可変面積ノズルをガスタービンエンジンに設ける。【解決手段】 ガスタービンエンジン(10)は、複数のフラップ(38)を有する可変面積ノズル(30)を有する。フラップ(38)は、形状記憶合金(SMA)アクチュエータ(68)によって駆動される複数の作動機構(40)によって作動される。SMAアクチュエータ(68)は、マルテンサイト状態において変形形状を有するとともにオーステナイト状態において基本形状を有する。SMAアクチュエータ(68)は、マルテンサイト状態からオーステナイト状態へと変態するように加熱され、フラップ(38)を作動する力を発生させる。可変面積ノズル(30)は、更に、SMAアクチュエータ(68)がマルテンサイト状態のときにこれを変形させる複数の復帰機構(42)も含む。
請求項(抜粋):
中心軸(16)を中心に位置し、かつナセル(18)に囲まれたガスタービンエンジン(10)であって、前記ナセル(18)は、その下流部分(32)に後縁(34)を有し、該後縁(34)は、ファン出口ノズル領域を定めており、前記ガスタービンエンジン(10)は、複数のフラップ(38)を有し、該各フラップ(38)は、前記ナセル(18)の前記後縁(34)と実質的に一致するフラップ先端部(46)を備える空気力学的形状の本体(44)を含み、複数の作動機構(40)を有し、該各作動機構(40)は、拡大したファン出口ノズル領域と縮小したファン出口ノズル領域とにそれぞれ対応する開位置と閉位置へと前記複数のフラップ(38)を駆動し、該各作動機構(40)は、形状記憶合金アクチュエータ(68)によって駆動され、該形状記憶合金アクチュエータ(68)は、マルテンサイト状態で変形された状態と、前記複数の作動機構(40)を動作させるようにオーステナイト状態まで加熱された状態と、を交互に繰り返し、複数の復帰機構(42)を有し、該各復帰機構(42)は、マルテンサイト状態の前記形状記憶合金アクチュエータ(68)を変形させるように、前記複数の作動機構(40)と関連づけられていることを特徴とするガスタービンエンジン。
IPC (5件):
F02K 3/075 ,  F02K 1/06 ,  F02K 3/06 ,  F03G 7/06 ,  F04D 29/56
FI (5件):
F02K 3/075 ,  F02K 1/06 ,  F02K 3/06 ,  F03G 7/06 E ,  F04D 29/56 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭51-008414
  • 特許第5186420号
  • 特許第5150864号
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