特許
J-GLOBAL ID:200903042450661775

工作機械の熱変位補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-228309
公開番号(公開出願番号):特開2003-039278
出願日: 2001年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】【課題】 工作機械が加工処理するワークの加工面への影響を考慮した状態で、補正反映の抑制が効果的に実施されるため、高精度高品質な加工が実現できる熱変位補正装置を提供する。【解決手段】 工程S-5で熱変位補正指令対象軸の軸移動状況が切削送りであるか否かを判定する。そして、切削送り動作である場合、工程S-6にて表面粗さへの影響量Eを求め、工程S-7で表面粗さへの影響量Eが設定値よりも大きいと判定すれば補正指令の反映を実施せず未実施のまま待機する。これにより、切削加工中に軸移動指令が入ると軸の移動量や速度が急激に変化した場合などに、補正時の軸移動が不連続となるために切削加工面にスジ目が入ってしまう不都合が無い。
請求項(抜粋):
ワークに創成面を加工する工作機械の熱発生源となる機械各部の温度を測定する温度検出部と、該温度検出部により測定された温度に対応した熱変位補正量を推定する補正量推定部と、該補正量推定部からの熱変位補正量に基づく軸補正座標を演算し補正対象軸に補正指令を出力する加工制御部とを備える熱変位補正装置であって、該加工制御部は、該補正対象軸に出力された補正指令による創成面への影響量を演算する影響量算出部と、算出された該影響量を予め設定した値と比較し、該影響力が小さければ補正指令を出力し、大きければ補正指令を出力しない影響量判定部とを有することを特徴とする工作機械の熱変位補正装置。
Fターム (8件):
3C001KA05 ,  3C001KB01 ,  3C001KB04 ,  3C001KB09 ,  3C001TA04 ,  3C001TB02 ,  3C001TC06 ,  3C001TD07
引用特許:
出願人引用 (3件)

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