特許
J-GLOBAL ID:200903042453101410

単板式カラーカメラにおける色信号変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014922
公開番号(公開出願番号):特開平8-214320
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 所定の色配列の色フィルタからの色成分信号を色温度に依存することなくモアレを低減して、所望の色信号を得る。【構成】 カラー撮像素子10は所定の色配列のフィルタからたとえばn走査ラインにて色成分信号Wb,Gr を出力し、(n+1) ラインにて色成分信号Wb,Gb を出力する。同時化部20は、色成分信号Wb,Gr,Gb,Wr を同時化する。補正部30は同時化された色成分信号のうち第1の水平加算回路32にてnラインの色成分信号から加算信号(Wb+Gr) を算出する。第2の水平加算回路34は(n+1) ラインから加算信号(Wr+Gb) を算出する。これら加算信号は対比回路36にて比Hn=(Wr+Gb)/(Wb+Gr)として演算されて係数算出回路38に供給される。係数算出回路38はnラインの色成分信号を補正する係数kn=(0.5+0.5Hn)と、(n+1) ラインの色成分信号を補正する係数k(n+1)=(0.5+0.5/Hn) とを算出して、それぞれ補正する。これにより、マトリックス演算回路42に供給される色成分信号はそれぞれのラインにて濃度勾配に適合した平均化された画素信号として補正され、モアレの影響を軽減する。
請求項(抜粋):
所定の色配列のフィルタが装着された単一の撮像素子から順次出力される複数の色成分信号を所望の色信号に変換する単板式カラーカメラにおける色信号変換装置において、該装置は、前記撮像素子から順次出力される色成分信号をそれぞれ水平方向および垂直方向に隣接する複数の画素毎に同時化する同時化手段と、該同時化手段にて同時化された複数の色成分信号に基づいて補正係数を算出して、該補正係数にて前記同時化手段からの色成分信号をそれぞれ補正する補正手段と、該補正手段からの補正された色成分信号に所定の演算を施して所望の色信号を求めるマトリックス演算手段とを含み、前記補正手段は、同時化された複数の色成分信号の総画素値に対する垂直方向間の色成分信号の比に応じて、それぞれの色成分信号が平均化された値になるように補正係数を算出し、該補正係数にてそれぞれの色成分信号を補正することを特徴とする単板式カラーカメラにおける色信号変換装置。
IPC (3件):
H04N 9/04 ,  H04N 9/07 ,  H04N 9/73

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