特許
J-GLOBAL ID:200903042455183855

限外濾過量制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228139
公開番号(公開出願番号):特開平7-059848
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 濾過液と輸液との量的バランスを安全かつ正確に確保できると共に、クリーンな状態で輸液が行える限外濾過量制御装置を提供する。【構成】 等量化容器1の第1の部屋1aが液置換器6の第1の部屋6aと連結管3で着脱自在に接続される。液置換器6の第2の部屋6bに接続された新鮮透析液供給管8の新鮮透析液流入路8aが新鮮透析液供給ライン34側に、新鮮透析液流出路8bが血液回路31側に着脱自在に接続される。等量化容器1の第2の部屋1bに接続された排透析液分岐排出管4の排透析液分岐流入路4aが透析液回路32側に、排透析液分岐流出路4bが排透析液排出ライン35側に接続される。流路を切り換える開閉操作弁機構10、流れを切り換えるポンプ機構11、流れを検出する流れ検出器12が備えられる。
請求項(抜粋):
移動自在な隔壁により2つの部屋に分離された等量化容器を備え、等量化容器の一方の部屋側から流出する液体の量に応じた量の新鮮透析液を血液回路に供給すると共に、他方の部屋側に流入する液体の量に応じた量の透析液を透析液回路から分岐排出して、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御する限外濾過量制御方法において、移動自在な隔壁により2つの部屋に分離されたサブ容器の一方の部屋と前記等量化容器の前記一方の部屋とを連結流路で着脱自在に接続して閉回路を形成し、サブ容器の他方の部屋に接続した新鮮透析液流路は新鮮透析液流入路と新鮮透析液流出路とに分岐され、新鮮透析液流入路を新鮮透析液供給側に着脱自在に接続し、新鮮透析液流出路を血液回路側に着脱自在に接続し、等量化容器の前記他方の部屋側に接続した透析液分岐排出路は透析液分岐流入路と透析液分岐流出路とに分岐され、透析液分岐流入路を透析液回路側に接続し、新鮮透析液流入路の開状態および新鮮透析液流出路の閉状態で、かつ透析液分岐流入路の閉状態および透析液分岐流出路の開状態で、サブ容器の前記一方の部屋側の液体を等量化容器の前記一方の部屋に供給してサブ容器の他方の部屋に新鮮透析液流入路を通じて新鮮透析液を流入させると共に、等量化容器の前記他方の部屋側から流出する液体の量に応じた量の透析液を透析液分岐流出路を通じて流出させる輸液準備工程と、新鮮透析液流入路を閉状態、新鮮透析液流出路を開状態、および透析液分岐流入路を開状態、透析液分岐流出路を閉状態に切り替えて、等量化容器の前記一方の部屋側の液体をサブ容器の前記一方の部屋に供給してサブ容器の隔壁の他方の部屋側への移動により、サブ容器の他方の部屋の新鮮透析液を新鮮透析液流出路を通じて血液回路に供給し、等量化容器の前記他方の部屋側に流入した液体の量に応じた量の透析液を透析液分岐流入路を通じて透析液回路から分岐流出させる輸液供給工程とを備え、前記輸液準備工程と輸液供給工程とを交互に繰り返すことにより、血液回路から透析液回路への限外濾過量を制御することを特徴とする限外濾過量制御方法。
IPC (3件):
A61M 1/14 557 ,  A61M 1/14 551 ,  A61M 1/34 507

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