特許
J-GLOBAL ID:200903042456278345
転がり軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森 哲也
, 内藤 嘉昭
, 崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-327846
公開番号(公開出願番号):特開2005-090693
出願日: 2003年09月19日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】トライボケミカル反応で生じる水素に起因する早期剥離を効果的に防止して、ベルト式無段変速機用転がり軸受の寿命を長くする。【解決手段】軌道輪の軌道面または転動体の転動面をなす表層部を以下の構成にする。硬さがHRC(ロックウエルC硬度)60以上であり、残留オーステナイト量が15体積%以上45体積%以下であり、一定温度に所定時間保持したときの残留オーステナイトの分解速度を示す定数(下記の(1)式で算出されるK)が、保持温度170°Cで0.003以下である。 K=-In(γRt /γR0 )/t...(1) 式中、tは一定温度での保持時間、γRt はt時間経過後の残留オーステナイト量(体積%)、γR0 はt=0での残留オーステナイト量(体積%)である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪と外輪との間に複数の転動体が転動自在に配設された転がり軸受において、
内輪、外輪、および転動体のうちの少なくともいずれかは、
合金鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭処理または浸炭窒化処理と焼入れおよび焼戻しを施して得られ、軌道輪の軌道面または転動体の転動面をなす表層部は、硬さがHRC(ロックウエルC硬度)60以上であり、残留オーステナイト量が15体積%以上45体積%以下であり、一定温度に所定時間保持したときの残留オーステナイトの分解速度を示す定数(下記の(1)式で算出されるK)が、保持温度170°Cで0.003以下であることを特徴とする転がり軸受。
K=-In(γRt /γR0 )/t...(1)
式中、tは一定温度での保持時間、γRt はt時間経過後の残留オーステナイト量(体積%)、γR0 はt=0での残留オーステナイト量(体積%)である。
IPC (6件):
F16C33/62
, C22C38/00
, F16C33/32
, F16C33/34
, F16C33/64
, F16H9/12
FI (6件):
F16C33/62
, C22C38/00 301N
, F16C33/32
, F16C33/34
, F16C33/64
, F16H9/12 B
Fターム (21件):
3J050AA03
, 3J050BA03
, 3J050BB13
, 3J050CE05
, 3J050DA01
, 3J101AA02
, 3J101AA42
, 3J101AA52
, 3J101BA10
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101BA55
, 3J101BA70
, 3J101DA02
, 3J101DA03
, 3J101EA02
, 3J101FA31
, 3J101GA11
, 3J101GA21
, 3J101GA24
, 3J101GA29
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (1件)
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-098926
出願人:日本精工株式会社
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