特許
J-GLOBAL ID:200903042463573670

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312016
公開番号(公開出願番号):特開平8-170507
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関のバルブタイミング制御装置の小型化を可能にする。【構成】 バルブ駆動用カムシャフト4の外周に回転可能にタイミングプーリ8を設け、同タイミングプーリ8とカムシャフト4の間にヘリカルピストン9をスプライン嵌合する。同ヘリカルピストン9の前後に形成した油圧室に供給される油量を調節し、ヘリカルピストン9を軸芯方向に移動させることにより、カムシャフト4の相対回転位相を変化させる。以上の構成において、タイミングプーリ8のシリンダヘッド側端面に、遅角制御用油圧室20と連通する連通孔23を設ける。同連通孔23をシリンダヘッド1a端面及びシリンダキャップ1b端面に相対させるとともに、シリンダヘッド1a端面及びシリンダキャップ1b端面に形成された油供給溝24と連通させる。そして、同油供給溝24より前記遅角制御用油圧室20に作動油を供給する。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブ駆動用カムシャフトと、前記カムシャフトに回動可能に設けられたプーリと、前記プーリ及びカムシャフト間に介装されるとともに、両者に対して内外周に設けたスプラインによって噛合され、プーリとカムシャフトのうち少なくとも一方とヘリカルスプライン嵌合されるリング状のピストンとを備え、前記ピストンに作用する作動油の油圧を調節することにより、ピストンをカムシャフトの軸芯方向に移動させ、プーリとカムシャフトの相対回転位相を可変とした内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記プーリのシリンダヘッド側端面に、ピストンのシリンダヘッド側に設けられた油圧室と連通する連通孔を設け、同連通孔をシリンダヘッド端面に相対させるとともに、同シリンダヘッド端面に形成された油供給手段と連通させた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-206806   出願人:アイシン精機株式会社

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