特許
J-GLOBAL ID:200903042467062085

生体のしこり検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-341875
公開番号(公開出願番号):特開2004-283547
出願日: 2003年09月30日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】 生体のしこりについて、定量的な2次元的分布の測定を可能とすることである。【解決手段】 生体のしこり検査装置は、生体組織に振動を入射する振動子26、反射波を検出する振動検出センサ28を含む複数の探触素子20を備え、各探触素子20は、硬さ算出切替回路60により順次選択されて硬さ算出部64に接続される。硬さ算出部64は、振動子26への入力波形と振動検出センサ28からの出力波形との間の位相差に応じ周波数を変化させる位相シフト回路を備え、その周波数変化より生体組織の硬さを算出する。各圧力センサ22により押し付け圧を検出し、押し付け圧が所定の範囲にある探触素子の硬さデータが表示部74に2次元的に表示され、しこりが検査される。振動子からパルス波を入射し、入射パルス波と反射波の周波数成分分析に基づいてしこりを検査することもできる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
プローブ基体と、 プローブ基体に2次元に配列されて保持され、生体表面に圧接される複数の探触素子であって、各探触素子は、生体に振動を入射する振動子と、生体からの反射波を検出する振動検出センサとをそれぞれ有する複数の探触素子と、 振動子の信号入力端と振動検出センサの信号出力端との間に設けられ、探触素子に接触する部分の生体の硬さを算出する硬さ算出器と、 各探触素子と硬さ算出器との接続を順次切り替える硬さ算出切替回路と、 各探触素子について算出された硬さを2次元表示する表示器と、 を備え、 硬さ算出器は、 振動検出センサの信号出力端に入力端が接続された増幅器と、 増幅器の出力端と振動子の信号入力端との間に設けられ、振動子への入力波形と振動検出センサからの出力波形との間に位相差が生じるときは、周波数を変化させて前記位相差をゼロにシフトする位相シフト回路と、 位相差をゼロにシフトさせるための周波数変化量を検出する周波数変化量検出手段と、 を含み、探触素子と生体との間の閉ループの共振を維持しつつ、生体の硬さに応じて生ずる周波数変化量の2次元分布から生体のしこり検査を行うことを特徴とする生体のしこり検査装置。
IPC (2件):
A61B5/00 ,  G01N3/40
FI (3件):
A61B5/00 101N ,  A61B5/00 101R ,  G01N3/40 C

前のページに戻る