特許
J-GLOBAL ID:200903042472611500

原子炉設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281333
公開番号(公開出願番号):特開平6-130169
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】炉心溶融事故発生時に、格納容器の温度・圧力低下の追加設備が不要で動的荷重の発生がなく迅速に冷却できる原子炉設備を提供する。【構成】炉心溶融事故発生時に炉心1は圧力容器2から下部ドライウェル11へ流出しコア・キャッチャー20で保持される。下部ドライウェル11の温度が上昇し温度計50が所定の温度を超えると主制御器60により弁40が開放され圧力抑制室4の水が重力により配管30を通ってコア・キャッチャー20の下方の空間に流入し、コア・キャッチャー20の構造材を通しての熱伝導により炉心1を下部から間接的に冷却する。一定の時間遅れの後主制御器60により弁41が開放され圧力抑制室4の水が配管32を通ってコア・キャッチャー20の上方の空間に流入し、炉心1を上部から冷却する。
請求項(抜粋):
炉心を内蔵する圧力容器と、前記圧力容器を配置した格納容器と、該圧力容器へ冷却材を供給する水プールを備えた圧力抑制室とを有する原子炉設備において、前記炉心が溶融する事故の発生時に、前記圧力容器下方の下部ドライウェルにおいて該炉心を保持する支持手段と、前記水プールの冷却材を前記支持手段の下方の空間に供給する第1の冷却手段と、前記水プールの冷却材を前記支持手段の上方の空間に供給する第2の冷却手段とを有することを特徴とする原子炉設備。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-193095
  • 特開昭58-100782

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