特許
J-GLOBAL ID:200903042476224578

冷却ロール、薄帯状磁石材料、磁石粉末およびボンド磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-264337
公開番号(公開出願番号):特開2003-077748
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【課題】磁気特性が優れ、信頼性に優れた磁石を提供することができる冷却ロール、薄帯状磁石材料、磁石粉末およびボンド磁石を提供すること。【解決手段】急冷薄帯製造装置1は、筒体2と、加熱用のコイル4と、冷却ロール5とを備えている。冷却ロール5は、ロール基材51と、伝熱調整層52と、表面層53とで構成されている。ロール基材51、伝熱調整層52、表面層53の構成材料の熱伝導率を、それぞれ、C1、C2、C3[W・m-1・K-1]としたとき、C1>C2>C3の関係を満足する。また、冷却ロール5の周面54には、ガス抜き手段が設けられている。不活性ガス中、筒体2の下端に設けられたノズル3から磁石合金の溶湯6を射出し、周面54に衝突させ、冷却固化することにより、急冷薄帯8は製造される。この場合、周面54とパドル7との間にガスが侵入するが、ガス抜き手段により、このガスは、周面54とパドル7との間から排出される。
請求項(抜粋):
磁石合金の溶湯をその周面に衝突させ、冷却固化して、薄帯状磁石材料を製造するための冷却ロールであって、ロール基材と、該ロール基材の外周面に設けられた伝熱調整層と、該伝熱調整層の外周の全周に設けられた表面層とを有し、前記周面上に、前記周面と前記溶湯のパドルとの間に侵入したガスを排出するガス抜き手段を有し、かつ、前記ロール基材の構成材料の室温付近における熱伝導率をC1[W・m-1・K-1]、前記伝熱調整層の構成材料の室温付近における熱伝導率をC2[W・m-1・K-1]、前記表面層の構成材料の室温付近における熱伝導率をC3[W・m-1・K-1]としたとき、C1>C2>C3の関係を満足することを特徴とする冷却ロール。
IPC (3件):
H01F 41/02 ,  B22D 11/06 360 ,  B22D 11/06 370
FI (3件):
H01F 41/02 G ,  B22D 11/06 360 B ,  B22D 11/06 370 Z
Fターム (9件):
4E004DB02 ,  4E004DB16 ,  4E004TA01 ,  4E004TA03 ,  4E004TB02 ,  5E062CC04 ,  5E062CC05 ,  5E062CD04 ,  5E062CE05

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