特許
J-GLOBAL ID:200903042478773463
インサーション管の分岐部形成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046818
公開番号(公開出願番号):特開平5-248585
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 流体導管に内面インサーションされたプラスチック管の外周面に分岐継手を接続する場合、流体導管の接続予定箇所を、分岐継手の仮止め維持のために環状に除去していたが、その面倒な工程の作業性改善を図る。【構成】 プラスチック管2に対する分岐継手接続部3aよりも大径の第1貫通孔1aを流体導管1に形成する。プラスチック管2に前記接続部3aを接当した後、その状態を仮止めすべく、仮止め治具4を、分岐継手3に挿通させて第1係止部4aが前記第2貫通孔2aの周縁部内面に係止し、且つ、第2係止部4bが分岐継手3に係止するように取り付ける。前記接続部3aとプラスチック管2との融着が完了するまで、第1係止部4aと第2係止部4bとを引き寄せて、前記仮止めを行いつつ融着完了させる。然る後、仮止め治具4を撤去する。
請求項(抜粋):
流体導管(1)内に熱可塑性のプラスチック管(2)を挿入した後、前記流体導管(1)の内面に前記プラスチック管(2)の外面全体を面接当させることにより、前記流体導管(1)の内面をインサーションしたインサーション管において、前記プラスチック管(2)に樹脂製分岐継手(3)を連通接続するインサーション管の分岐部形成方法であって、前記分岐継手(3)の接続予定箇所で、前記プラスチック管(2)に対する前記分岐継手(3)の接続部(3a)よりも大径の第1貫通孔(1a)を前記流体導管(1)に形成し、前記流体導管(1)に内挿した前記プラスチック管(2)に前記接続部(3a)を接当させて、前記プラスチック管(2)に形成する第2貫通孔(2a)と連通させた後、予め、前記プラスチック管(2)における前記第2貫通孔(2a)の周縁部内面に係止自在な第1係止部(4a)を一端側に設けると共に、他端側に前記分岐継手(3)に係止自在な第2係止部(4b)及びその第2係止部(4b)と前記第1係止部(4a)とを引き寄せ自在な引き寄せ手段(A)を設けておいた仮止め治具(4)を、前記分岐継手(3)に挿通させて前記第1係止部(4a)が前記周縁部内面に係止し、且つ、前記第2係止部(4b)が前記分岐継手(3)に係止するように取り付け、前記接続部(3a)と前記プラスチック管(2)との融着又は接着が完了するまで、前記引き寄せ手段(A)にて第1係止部(4a)と第2係止部(4b)とを引き寄せて、前記接続部(3a)と前記プラスチック管(2)とを前記分岐継手(3)の仮止めのために押し付けておき、前記接続部(3a)と前記プラスチック管(2)との融着又は接着が完了した後、前記仮止め治具(4)を撤去するインサーション管の分岐部形成方法。
IPC (3件):
F16L 47/02
, B29C 65/36
, B29L 31:24
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