特許
J-GLOBAL ID:200903042479180458
燃料電池発電装置の異常判定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124141
公開番号(公開出願番号):特開平9-306520
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】燃料ガスの供給量が負荷電流に対応した適性な値よりも低下したときに、なるべく早く検出して適性な処置をとることができるようにする【解決手段】単位電池40の燃料極41又は空気極43の中央部と、空気入口側と燃料出口側の角の近くとに、それぞれ温度センサを取付けてこれらの位置の温度を計って演算部6に入力して温度差を求めると、この温度差は燃料ガスが不足すると大きくなるので、この温度差が増大したことを判定することによって燃料ガスの不足という異常を正確に判定することができる。また、単位電池の中央部が最も温度が高く、前述の角の近くが最も温度が低くくなるので、これらの位置に温度センサを設けるのが最も判定感度がよくなる。この温度差は装置が発電する電流の値、冷却水の量と温度によっても影響するので、演算部6でこれらの量で温度差を補正するとより正確な異常の判定が可能になる。
請求項(抜粋):
複数の単位電池が積み重ねられて構成された燃料電池本体のうちの、一つの単位電池の空気極又は燃料極に少なくとも2つの温度センサを異なる位置に取付け、これらの温度センサの出力信号の差の信号としての温度差信号を基に異常の有無を判定してその結果を出力する演算部を備えてなることを特徴とする燃料電池発電装置の異常判定装置。
FI (2件):
H01M 8/04 H
, H01M 8/04 Z
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