特許
J-GLOBAL ID:200903042487558117

ディスク記憶装置及び同装置における電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-370285
公開番号(公開出願番号):特開2000-195143
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】ホスト装置との間で特別の情報交換を行うことなく、ホスト装置との間のデータ転送の速度、或いはバスの使用効率が反映された電力モードを設定でき、消費電力の低減が図れるようにする。【解決手段】ディスク11とホスト装置との間で転送されるデータを一時格納するためのバッファ221の使用効率を、主制御部25内のバッファ測定部251により、タイマ252で計測される一定期間を単位に測定し、その測定結果をもとに主制御部25にて、消費電力量が異なる例えば2つの電力モードの中から最適な電力モードを決定し、決定した電力モードが現時点の電力モードと異なる場合には、当該電力モードの切り替えを行って、SPM14の回転数、アクチュエータ13の駆動速度、及び主制御部25の動作クロックの周波数を変更する。
請求項(抜粋):
ディスク記録媒体を回転させるスピンドルモータを駆動するためのモータ駆動回路と、前記記録媒体を対象とするデータの読み出し及び書き込みのうちの少なくとも読み出しを行うのに用いられるヘッドを前記記録媒体の半径方向に移動させるアクチュエータと、前記アクチュエータを駆動するためのアクチュエータ駆動回路と、前記ヘッドにより前記記録媒体から読み取られた信号を復号化するリードチャネル機能及び前記ヘッドによる前記記録媒体へのデータ書き込みに必要な信号処理を行うライトチャネル機能のうちの少なくともリードチャネル機能を有する信号処理回路と、前記記録媒体とホスト装置との間で転送されるデータを一時格納するためのバッファ手段と、前記ホスト装置との間のインタフェースバスを介してのコマンド、データの通信、前記バッファ手段の制御、及び前記信号処理回路を通して行われる前記記録媒体へのアクセスの制御を司るディスクコントローラとを備えたディスク記憶装置において、一定期間を単位に、その期間中における前記バッファ手段の使用効率を測定するバッファ測定手段と、前記バッファ測定手段の測定結果をもとに、消費電力量が異なる少なくとも2つの電力モードの中から最適な電力モードを決定し、決定した電力モードが現時点の電力モードと異なる場合には、当該電力モードの切り替えを行う主制御手段とを具備することを特徴とするディスク記憶装置。

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