特許
J-GLOBAL ID:200903042490086790

軸受用シール及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246175
公開番号(公開出願番号):特開平9-088980
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 小サイズの軸受用として好適に使用でき、シール自身の反りや軸受外輪の変形等の不具合を確実に防止できるとともに、軸受外輪から内輪にかけて確実に密封することができ、しかも生産効率の向上及びコストの削減を図ることができる軸受用シールを提供する。【解決手段】 環状の金属製芯板21の一面と、芯板貫通孔21aの内周縁部とに弾性部材からなる弾性被覆層22が形成された環状積層板20をもって構成され、外周縁部が他面側に折曲されて立上がり状の縁曲げ部30が形成され、軸受1に装着した状態では、縁曲げ部30が芯板21の弾性反発力により外輪1aに圧接して、縁曲げ部30近傍の弾性被覆層22が、外輪1aに形成された内周段部1fに密着するとともに、貫通孔内周縁部の弾性被覆層22が軸受内輪1bに密着してシールリップとして機能するよう構成されてなる軸受用シール。
請求項(抜粋):
軸受の内外両輪間の環状開放部に装着される軸受用シールであって、環状の金属製芯板の一面と、芯板中央の貫通孔内周縁部とに弾性部材からなる弾性被覆層が形成された環状積層板をもって構成され、外周縁部が他面側に折曲されて縁曲げ部が形成され、軸受に装着した状態では、前記縁曲げ部が芯板の弾性反発力により軸受外輪に圧接して、前記縁曲げ部近傍の弾性被覆層が、軸受外輪に形成された内周段部に密着するとともに、前記貫通孔内周縁部の弾性被覆層が軸受内輪に密着するよう構成されてなることを特徴とする軸受用シール。
FI (2件):
F16C 33/78 E ,  F16C 33/78 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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