特許
J-GLOBAL ID:200903042500426063
電子レンジ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-030583
公開番号(公開出願番号):特開平7-240276
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 電子レンジのマグネトロンの駆動開始時にその陰極が温まって発振を開始するまでの時間を短縮する。【構成】 マグネトロン13の駆動開始時、降圧トランス21の二次側に接続した電圧検出回路22により交流電源1の電圧を検出する。主制御回路19は、IGBT9のオン時間の長さを、電圧検出回路22により検出された電圧に応じた長さに設定し、そのオン時間の長さでIGBT9をオンオフ制御する。このため、昇圧トランス8の二次側に誘起される電圧は、交流電源1の変動の影響を受けることなく、略一定の高電圧に維持され、この結果、マグネトロン13の陰極が早く温まり、発振動作を開始するまでの時間が短くなる。また、交流電源1の電圧が高くなっても、IGBT9やマグネトロン駆動回路12を構成する電子部品に異常高電圧が印加されることがない。
請求項(抜粋):
交流電源を整流しその出力をスイッチング素子によりスイッチングして昇圧トランスの一次側に供給するインバータ装置と、前記昇圧トランスの二次側に接続され、マグネトロンの陰極を加熱すると共に、二次側出力を整流してマグネトロンを駆動するマグネトロン駆動回路と、前記交流電源の電圧を検出する電圧検出手段と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記マグネトロンの駆動開始時に前記スイッチング素子のオン時間の長さを前記電圧検出手段の検出電圧に基づいた値に設定して該スイッチング素子をオンオフ制御することを特徴とする電子レンジ。
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