特許
J-GLOBAL ID:200903042501432547

面状積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128435
公開番号(公開出願番号):特開平9-309192
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 導電性磁性体を介した第1の面状接着性樹脂と、第2の面状接着性樹脂とを容易かつ確実に積層することができる積層体の製造方法を提供する。【解決手段】 加熱ロール11と、冷却ロール12との間に巻装されて回動するエンドレスベルト13を備えた装置を使用し、エンドレスベルト13の加熱ロール11と当接して加熱されている加熱部分13A 上に、押圧ロール25により第1の接着性樹脂シート14、導電性磁性体16及び第2の接着性樹脂シート18を重ね合わせて3層に積層する際、加熱温度を(接着性樹脂の融点- 100)°C以上、かつ押圧力を4.9N/cm以上とし、この後、積層シート21を(接着性樹脂の融点-50)°C以下、かつ冷却温度を前記加熱温度より低くして冷却する。
請求項(抜粋):
第1の面状接着性樹脂と第2の面状接着性樹脂との間に導電性磁性体が介在し、この導電性磁性体の誘導加熱によってこれらの3層同士が接着されることになる面状積層体の製造方法であって、加熱ロールと、冷却ロールとの間に巻装されて回動する第1のエンドレスベルトを備えた装置を使用し、前記エンドレスベルトの前記加熱ロールと当接して加熱されている加熱部分上に、押圧ロールにより第1の面状接着性樹脂、導電性磁性体及び第2の面状接着性樹脂をこの順番で重ね合わせて3層に積層する際、加熱温度を(接着性樹脂の融点- 100)°C以上、かつ押圧力を4.9N/cm 以上とし、引き続き、積層されたこれらの3層を前記エンドレスベルトの回動により前記冷却ロール側に移動させて冷却する際、冷却温度を(接着性樹脂の融点-50)°C以下、かつこの冷却温度を前記加熱温度より低くし、この後、前記3層の面状積層体を前記エンドレスベルトから剥離することを特徴とする面状積層体の製造方法。
IPC (2件):
B32B 31/20 ,  B32B 27/18
FI (2件):
B32B 31/20 ,  B32B 27/18 J

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