特許
J-GLOBAL ID:200903042504410587

複合カメラの自動焦点調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051139
公開番号(公開出願番号):特開平8-251466
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 静止画撮影時及び動画撮影時に移動する被写体に対する焦点調節の追従遅れを防止する。【構成】 スチルカメラ部51とビデオカメラ部52とを有する複合カメラ50において、静止画撮影時及び動画撮影時には、焦点検出手段54は撮影レンズ53の焦点をくり返し検出して各デフォーカス量を求める。制御手段56は過去複数回にわたって求められたデフォーカス量に基づいて被写体の像面位置とフォーカスレンズの像面位置とが所定時間後に一致するようなレンズ駆動量を求めレンズ駆動手段55を制御する。静止画撮影時の上記所定時間はレリーズタイムラグとAFタイムラグとの和の時間とし、動画撮影時の上記所定時間はAFタイムラグとする。【効果】 被写体が移動する場合に高い追従性が得られ常にピントの合った撮影を行うことができる。
請求項(抜粋):
静止画撮影を行うスチルカメラ部と、動画撮影を行うビデオカメラ部と、上記スチルカメラ部とビデオカメラ部とに共通に用いられフォーカスレンズを含む撮影レンズとを有する複合カメラの自動焦点調節装置において、上記フォーカスレンズの合焦状態をくり返し検出し、デフォーカス量を求める焦点検出手段と、上記フォーカスレンズを駆動するレンズ駆動手段と、上記焦点検出手段により過去複数回にわたって求められたデフォーカス量に基づいて所定時間後に合焦状態が得られるようなレンズ駆動量を求め、このレンズ駆動量に応じて上記レンズ駆動手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記静止画撮影時の上記所定時間と上記動画撮影時の上記所定時間とが異なるように制御するようにしたことを特徴とする複合カメラの自動焦点調節装置。

前のページに戻る