特許
J-GLOBAL ID:200903042506587450

レーダ断面積低減シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-352546
公開番号(公開出願番号):特開平7-229698
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 レーダ画像に写る不要な反射体の映像を除くため、反射体の表面に塗布又は貼付してレーダー断面積を減少させ、反射強度を低減させる。【構成】 物体の表面の微小部分からの反射波の位相を大きくランダムに変えて、総合の反射波を広い範囲の空間に一様に散乱させるための具体的な位相を変える方法として、薄い金属板に裏打ちされた薄い支持体の表面に薄い金属性のある模様1を施し、その模様の金属部からの反射波の位相と、金属を施してない部分2からの反射波の位相を異ならせる。実現例として180 ゚の位相差を作り、この位相差を生じる場所を平面上に交互に分布させる様に金属模様を施す。特に、この金属模様の大きさと薄い支持体の厚さを特定の値にすると、金属を施してない部分に入射した電磁波はこの金属模様と後面の金属板の間を横方向に伝送路として進むため、極めて薄い構造でも大きな位相差をとることが出来る。
請求項(抜粋):
電磁波を反射あるいは散乱する物体の表面に塗布あるいは貼ることによって当電磁波の反射あるいは散乱の強度を低下させるシートにおいて、シートに特定の金属性の模様を施し、金属部からの反射波の位相と、金属部でない部分からの反射波の位相とを異ならせることによって反射あるいは散乱の強度を低下させることを特徴とするレーダ断面積低減シート。上記の特定の金属性の模様が矩形あるいは円形または楕円形の市松模様であることを特徴とするレーダ断面積低減シート。上記第2項の特定の金属性の模様が矩形あるいは円形または楕円形の市松模様であるレーダ断面積低減シートにおいて、シートの支持体中に抵抗体を挿入することを特徴とするレーダ断面積低減シート。
IPC (3件):
F41H 3/00 ,  H01Q 17/00 ,  H05K 9/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-179399

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