特許
J-GLOBAL ID:200903042515390839

2次元コ-ド読取方法、2次元コ-ド読取装置及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158001
公開番号(公開出願番号):特開2000-222517
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 2次元コードの読み取りにおいて、取り込んだ画像中の2次元コードに歪みが存在していても、2次元コードを正確に読み取ると共に2次元コードの解読時間を短縮する。【解決手段】 2次元コード領域を一定条件を満たす台形とみなすことによって、対向する辺のそれぞれに分割点を設定する(S300,S310,S320,S330)。そして、設定された分割点のうちで対応する分割点同士を結んでセル位置を決定するための検査線を設定する(S340)。このようにして、2次元コード領域の境界を示す4辺のうちの2組の対向する辺間に検査線を設定すれば、セル位置の2次元的なずれが適切に求められるとともに、極めて簡単な計算によって検査線が設定されるため、セル位置が迅速に決定されることになり、2次元コードの正確な読み取り及び2次元コードの解読時間の短縮に寄与する。
請求項(抜粋):
2進コードで表されるデータをセル化し、当該セルを縦横2方向に配列したマトリックス式2次元コード、又はデータをバーコード化し、当該バーコードをバーの配列方向に対して垂直な方向に積み上げたスタック式2次元コードを読み取るために用いられ、前記2次元コードの画像を得るとともに、当該画像中の2次元コード領域を決定する2次元コード領域決定処理を行い、前記2次元コード領域の境界を示す4辺のうち、前記マトリックス式2次元コードであれば2組の対向する辺間を結ぶ検査線を設定し、一方、前記スタック式2次元コードであればバー配列方向に対向する1組の辺間を結ぶ検査線を設定する検査線設定処理を行い、前記設定された検査線に基づいて前記2次元コードの情報を読み取るデコード処理を行う2次元コード読取方法において、前記検査線設定処理は、対象となる辺に対し、当該対象辺に隣接する2辺の長さの比率に基づき、セル配列数又はバーの積み上がり数に応じた分割点を設定する分割点設定処理を前記対向する辺のそれぞれに施し、設定された分割点のうちで対応する分割点同士を結んで検査線を設定する処理であることを特徴とする2次元コード読取方法。
Fターム (6件):
5B072AA01 ,  5B072AA02 ,  5B072CC21 ,  5B072DD02 ,  5B072DD15 ,  5B072DD23
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第2742555号
  • 特許第2742555号

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