特許

J-GLOBAL ID：200903042522552232

積層トランス

発明者： 高橋 清一 ,  北村 恒治 ,  西 晃司
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-328002
公開番号（公開出願番号）：特開平9-148137
出願日： 1995年11月22日
公開日（公表日）： 1997年06月06日
要約：

【要約】【課題】 積層トランスのターン数を少数点以下に設定することができ、トランスを小型、薄型にする。【解決手段】 積層トランスを構成する第2の両面基板16Bには2次巻線パターン17Bを形成する。この2次巻線パターン17Bは、コア部材の主脚が挿入される主脚挿入穴12Aの上面外周に1ターンされる上面主巻線パターン17BU と下面外周に1ターンされる下面主巻線パターン17BL を形成し、コア部材の支脚が挿入される支脚挿入溝12B,12Bの外周には左,右1ターンずつの支巻線パターン17BS ,17BS を形成する。この支巻線パターン17BS の途中をジャンパ線18で接続する。そして、主巻線パターンで2ターン、支巻線パターン17BS ,17BS で0.5ターンに形成して、2次巻線パターン17Bを2.5ターンにする。

請求項（抜粋）：

内部に主脚挿入穴が形成されると共に外周縁に支脚挿入溝が形成された少なくとも1枚の基板と、該基板の主脚挿入穴に挿入される主脚および該基板外周縁の支脚挿入溝に挿入される複数本の支脚とにより閉磁路を形成するコア部材と、前記基板に形成された1次巻線パターンおよび該1次巻線パターンに印加した電圧によって生じる磁束変化に比例して誘起電圧が発生する2次巻線パターンとからなり、かつ該2次巻線パターンは前記コア部材の各支脚外周に位置する支巻線パターンを含んで形成し、該各支巻線パターンのうち前記基板の支脚挿入溝の部位をジャンパ線で接続してなる積層トランス。