特許
J-GLOBAL ID:200903042524252830

ステレオ音声入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092198
公開番号(公開出願番号):特開平7-298387
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 周囲騒音の影響を受けることのない、かつより狭指向特性を得ることのできるMSマイクを用いたステレオ音声入力装置を得る。【構成】 広指向性特性時にはスイッチ4、7、12、16はWに閉じる。Mマイク1の出力をA/D変換器18、可変増幅器6を通じて減算器9に送り、Sマイク2L、2Rの出力を反転器3、加算器5で差をとり、A/D変換器19、可変増幅器8を通じて減算器9で減算してRch信号とし、可変増幅器6、8の出力を加算器10で加算し、Lch信号とする。狭指向特性時には、各スイッチはNに閉じる。Sマイク2L、Sマイク2Rの出力を加算して可変増幅器6の出力から減算し、減算出力をR、L信号とすると共に、制御回路17に加え、制御回路17は上記減算出力が最小になるように可変増幅器8を制御する。【効果】 Sマイクがノイズ検出センサとなり、上記減算出力はMマイクの希望信号からノイズを除去した信号となり、周辺ノイズにより狭指向特性が広がってしまうことを防止できる。
請求項(抜粋):
所望の指向特性の方向と最大指向特性の方向とを一致するように配された第1のマイクロホンの出力を第1の可変増幅器に加え、上記第1のマイクロホンの最大指向特性の方向に対してその最大指向特性の方向が所定の角度異なるように配された一対の第2のマイクロホンの各出力の差信号を第2の可変増幅器に加え、上記第1の可変増幅器の出力から上記第2の可変増幅器の出力を減算した減算出力を第1のチャンネル信号と成し、上記第1、第2の可変増幅器の各出力を加算した加算出力を第2のチャンネル信号と成し、上記第1、第2の可変増幅器の増幅度を制御することにより指向特性を変えるようにしたステレオ音声入力装置において、狭指向特性時に、上記一対の第2のマイクロホンの各出力を加算して上記第2の可変増幅器に加える加算器と、上記第1の可変増幅器の出力から上記第2の可変増幅器の出力を減算しその減算出力を第1、第2のチャンネル信号と成す減算器と、上記減算器の減算出力が最小となるように上記第2の可変増幅器を制御する制御回路とを設けたことを特徴とするステレオ音声入力装置。
IPC (2件):
H04R 5/027 ,  H04R 1/40 320

前のページに戻る