特許
J-GLOBAL ID:200903042524392763

自動変速機の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-053957
公開番号(公開出願番号):特開平10-231921
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】遠心油圧の影響を最小限に抑制しつつ、ガバナギヤにオイルクーラのリターン油を供給するとともに、オイルパンへのリターン油の戻りを円滑に行なうようにした自動変速機の潤滑構造を得る。【解決手段】出力軸16,18,19を回転自在に保持する変速機ケース22の内面に円環状の凹溝27を形成するとともに、変速機ケース22の内面に出力軸の外径より僅かに大径なカラー28を圧入して、カラー28と凹溝27との間に出力軸側と隔離された環状油路26を形成する。オイルクーラ23からのリターン油を、変速機ケース22に設けられた第1油路24から環状油路26を介してオイルパンへ通じる第2油路25へ導く。カラー28に半径方向の貫通穴28aを設け、環状油路26を流れるリターン油の一部を貫通穴28aを介してカラー28の内側へ導き、出力軸に取り付けられたガバナギヤ30,31を潤滑する。
請求項(抜粋):
FR式自動変速機であって、出力軸を回転自在に保持する変速機ケースの内面に円環状の凹溝を形成するとともに、変速機ケースの内面に出力軸の外径より僅かに大径なカラーを圧入して、カラーと凹溝との間に出力軸側と隔離された環状油路を形成し、オイルクーラからのリターン油を、変速機ケースに設けられた第1油路から上記環状油路を介してオイルパンへ通じる第2油路へ導くとともに、上記カラーに半径方向の貫通穴を設け、環状油路を流れるリターン油の一部を貫通穴を介してカラーの内側へ導き、出力軸に取り付けられたガバナギヤを潤滑することを特徴とする自動変速機の潤滑構造。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-274161

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