特許
J-GLOBAL ID:200903042527943191
水素分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-256305
公開番号(公開出願番号):特開2006-043677
出願日: 2004年08月06日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 高温水素混合ガスから高純度な水素を効率よく分離する水素分離装置を提供することを課題とする。【解決手段】 従来より水素分離装置における水素分離膜はパラジウム(Pd)を主体としたPd膜を薄く、または厚くしたものが使用されているが、膜の耐久性や水素透過率が低く、また燃料電池の炭化水素の水蒸気改質による水素は、一酸化炭素、炭酸ガス、硫黄化合物や水蒸気を含んでいるため、早期に膜に亀裂や破断が起こる。しかし、Pdに、1b族、8a族、4a族の元素総計が40〜80重量%を添加した、4成分系水素分離膜用合金膜を用いて、高温における組成の特質をもって、水素混合ガスから高純度の水素を効率よく分離すると同時に、Pdに対し前記一連の毒性成分を含む混合ガスを用いても、長期間連続的に使用しても毒性に耐えて、破断や崩壊することがない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
分離するための水素を含んだ混合ガスを導入する容器と、
該容器内部に設けた支持台板を通じて収納され、多孔質支持体の表面に水素分離膜を被膜形成させた水素分離管とを備えた水素分離装置において、
前記水素分離膜を、周期表中のPdを母体とする元素含有量が30〜55重量%、
1b族の一元素の総計が40〜80重量%、
Pd以外の8a族の一元素の総計が0.1〜10重量%、
および4a族の一元素の総計が0.01〜2重量%、
とが含有された、4成分系水素分離用合金膜で形成し、該合金膜を用い573〜873Kにおける組成の特質をもって水素混合ガスから、長期間高純度な水素を効率よく分離することを特徴とする水素分離装置。
IPC (6件):
B01D 53/22
, B01D 71/02
, C01B 3/50
, C22C 5/02
, C22C 5/04
, C22C 5/06
FI (6件):
B01D53/22
, B01D71/02 500
, C01B3/50
, C22C5/02
, C22C5/04
, C22C5/06 Z
Fターム (21件):
4D006GA41
, 4D006HA28
, 4D006JA03A
, 4D006MA02
, 4D006MA06
, 4D006MB04
, 4D006MB11
, 4D006MB15
, 4D006MB18
, 4D006MC03X
, 4D006NA45
, 4D006NA50
, 4D006PA03
, 4D006PB18
, 4D006PB66
, 4G140FA06
, 4G140FB02
, 4G140FB04
, 4G140FB07
, 4G140FC01
, 4G140FE01
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許 第3396470号 公報(2頁、3頁)
-
水素分離構造体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-203238
出願人:トヨタ自動車株式会社, 豊田合成株式会社
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