特許
J-GLOBAL ID:200903042535551359

アドミッタンス電流式液位連続指示計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224063
公開番号(公開出願番号):特開平8-062023
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 中心電極と外筒電極とよりなり、液体の高さにより容量が変化する事を利用して液面の高さを求める液面計は、従来、電極間の容量と周辺回路の抵抗とを含むインピーダンスとして、インピーダンスの実数部と虚数部を求める回路が用いられてきた。しかしこれは回路が極めて複雑になる。高価な装置である。また調整点が多く、温度変動にも敏感である。さらに引火性の液体に対して用いると、爆発の危険性がある。さらに長い電極に対しては十分な精度で液面の高さを測定する事ができない。単純な回路構成により、安全性の高い静電容量液面計を提供する事が目的である。【構成】 電極間の容量をアドミッタンスとみなし交流電圧を加えこれに流れるアドミッタンス電流を測定する。これによって電極間の容量を正確に求めることができる。回路が単純であるので、安価に製造できる。故障が少ない。高い電極に対しても適用できる。コンデンサ容量が少ないので爆発の危険性がなく安全である。
請求項(抜粋):
導体である円筒状の外筒電極と、棒状の中心電極を同軸位置に組み合わせ下端の開口部から電極の間に液体が入るようになっており、中心電極と外筒電極によって形成されるコンデンサの静電容量が液面の高さに比例して増大することを利用し、静電容量を測定する事により液面の高さを求める事とした液位指示計において、電極間コンデンサに交流電圧を印加し、コンデンサに流れる電流値が、静電容量に比例する事を用いて、電流値から電極間コンデンサ容量を求める事を特徴とするアドミッタンス電流式液位連続指示計。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-138615
  • 特開昭51-063653

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