特許
J-GLOBAL ID:200903042538817180

アクチュエータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082305
公開番号(公開出願番号):特開平6-300014
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、故障発生後所定時間だけ故障前の制御状態を保った後にピストンの復帰等を可能にすることにより、操作者の対応時間をも配慮した高度な安全性を確保できるアクチュエータ制御装置を提供することを目的とする。【構成】 パイロット通路35から供給される圧に応じ流体室23、24を互いに連通させる第1の切替位置cとその連通を遮断する第2の切替位置bとに切替え可能な切替弁33を設けるとともに、供給源側の圧力が低下したときパイロット圧を所定圧に保つよう通常の作動流体圧により蓄圧する蓄圧手段51と、蓄圧手段51又はパイロット通路35を絞り弁52aを介して供給源側に接続し供給圧力低下時にパイロット圧を所定圧から徐々に低下させる絞り通路52とを有する時間遅れ要素50を設ける。時間遅れ要素50は供給圧低下時に切替弁33を所定時間だけ第2の切替位置bに保持した後に第1の切替位置cに切り替える。
請求項(抜粋):
シリンダ内にピストンを収納し該ピストンの両側に複数の流体室を画成してなるアクチュエータの前記流体室に供給源からの作動流体を供給しあるいは該流体室からの作動流体を外部に排出させる給排制御弁と、該給排制御弁およびアクチュエータの間に設けられ両者間の流路の接続を切り替える切替弁と、を備えたアクチュエータ制御装置において、前記切替弁を、所定のパイロット通路から供給されるパイロット圧に応じて前記ピストンの両側の流体室を互いに連通させる第1の切替位置と該流体室間の連通を遮断する第2の切替位置とに切替え可能にするとともに、前記供給源側の圧力が低下したとき前記パイロット圧を所定圧に保つよう、供給源側からの通常の作動流体圧により蓄圧する蓄圧手段と、前記蓄圧手段又は前記パイロット通路を絞り弁を介して前記供給源側に接続し供給源側の圧力が低下したとき前記パイロット圧を前記所定圧から徐々に低下させる絞り通路と、を有する時間遅れ要素を設け、前記供給源側の作動流体圧が低下したとき、該時間遅れ要素により前記切替弁を所定時間だけ第2の切替位置に保持し該所定時間後に第1の切替位置に切り替えることを特徴とするアクチュエータ制御装置。
IPC (2件):
F15B 20/00 ,  B64C 13/40

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