特許
J-GLOBAL ID:200903042543442500

二輪車用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-010896
公開番号(公開出願番号):特開2003-211917
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性とウエット操縦安定性の両立を図ることのできる二輪車用空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 トレッド中央領域24Cの中央部分に設けた一対のジグザグ周方向溝28には振幅があるため、あるキャンバー角を境にして接地面26からジグザグ周方向溝28が一気に離脱することは無く、ウエット操縦安定性の低下が抑えられる。キャンバー角が大きくなると、ジグザグ周方向溝28の外側に設けた傾斜溝32が接地面26内の水を排水する。トレッド中央領域24Cには傾斜溝32の急傾斜溝部32Aが配置され、ラグ溝成分が無いので、トレッド中央領域24Cの陸部は周方向剛性が高く、耐摩耗性が高い。トレッド側領域24Sでは、傾斜溝32の緩傾斜溝部32B、副傾斜溝38が配置されているため、大キャンバー角時の入力に対して陸部40の剛性は高く、耐摩耗性が高い。
請求項(抜粋):
比較的大きなトレッド踏面部外面曲率を有したトレッドと、前記トレッドのタイヤ軸方向中央部分に設けられタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる中央連続周リブを区画するタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる一対のジグザグ周方向溝と、前記一対のジグザグ周方向溝のタイヤ幅方向両側においてタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられ、トレッド端からタイヤ赤道面に向って延びると共に前記ジグザグ周方向溝に接続することなく前記ジグザグ周方向溝の近傍で終端し、かつタイヤ赤道面側の端部がトレッド端側の端部よりもタイヤ回転方向側に位置するようにタイヤ幅方向に対して傾斜する一対の傾斜溝と、を備えた二輪車用空気入りタイヤであって、前記傾斜溝は、タイヤ赤道面側に配置されタイヤ周方向に対する角度が0〜20度の範囲内にある急傾斜溝部と、前記急傾斜溝部のタイヤ幅方向外側に配置されタイヤ周方向に対する角度が前記急傾斜溝部の前記角度よりも大きく設定された緩傾斜溝部とを有し、前記ジグザグ周方向溝のジグザグ形状を形成する辺と相面して前記急傾斜溝部のタイヤ赤道面側の主用部を配置すると共に、タイヤ周方向に隣接する他の傾斜溝の急傾斜溝部に対して一部分をタイヤ幅方向にオーバーラップさせることによって、前記ジグザグ周方向溝のジグザグ形状を形成する辺との間に、幅が略均一な第1の縦長陸部と、タイヤ回転方向とは反対方向に向うにしたがって幅が徐々に広くなる第2の縦長陸部とをタイヤ周方向に交互に連結配置した、ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/04 ,  B60C 11/00
FI (2件):
B60C 11/00 F ,  B60C 11/04 F

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