特許
J-GLOBAL ID:200903042544414143

リサイクル緑化資材及び新施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182640
公開番号(公開出願番号):特開平10-174518
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課 題】難腐敗性天然樹皮は、水を揆水する、植物の生長を阻害する作用があり、これまで焼却処分を余儀なくされていた。今日工場から大量排出される無用の燃焼灰を加えることにより、天然のリサイクル緑化資材及び新節水型低コスト施工法を開発しようとした。[解決手段]難腐敗性天然樹皮及び繊維に濡れ及び湿潤剤並びに植物生長阻害抑制剤として燃焼灰を配合することにより、植物の生育に必要な水を補給し、且つ、植物生長阻害物質をも抑制し、健全な植物を生育させる。難腐敗性天然樹皮は軽く、吹き付け出来ない欠点は、「ドロ吹き」と称する業界の常識に反し、粗い砕石を加えることにより解決した。更には、本発明のリサイクル利用、排水槽不用、散水設備不用の低コスト芝グランド施工法を開発した。
請求項(抜粋):
」「1」難腐敗性天然樹皮及び繊維に燃焼灰を配合することを特徴とする植物栽培用緑化用資材。「2」難腐敗性天然樹皮が、スギ・ヒノキ・ヒバ・ユーカリ及びヤシガラから選ばれる1種以上の樹皮を10cm以下に粉砕したものである請求項1記載の緑化用資材。「3」燃焼灰を容積率で2%以上300%以下を配合して用いる請求項1記載の緑化用資材。[4]燃焼灰は粒子直径が0.1μm以上100μm以下のものを20%以上100%以下含む請求項1記載の緑化用資材。「5」スギ・ヒノキ樹皮及び青森ヒバ樹皮を粉砕し、燃焼灰を2%以上加えたものを主材にした請求項1記載の緑化用資材。[6]植物栽培用培土・土壌改良材・吹き付け材及びマルチ材として用いる請求項5記載の緑化用資材。「7」燃焼灰が動物、草木類、石炭及び石油を燃焼して得た灰である請求項1記載の緑化用資材。「8」燃焼灰に20°C0.1%水溶液で表面張力が20dyne.cm-1以上低下させる界面活性剤を容積率で0.2%以上10%以下を配合する請求項1記載の緑化用資材。「9」粒径1mm以上20mm以下の砕石を、吹き付け材に対して容積率で1%以上15%以下を配合して吹付けることを特長とする請求項1記載の緑化用資材及び施工方法。[10]底部に粘土及び防水材で貯水層を作り、その上に難腐敗性天然樹皮を主体とする請求項1の方法で、芝その他植物を植栽するグランド.広場等の雨水利用型施工方法。
IPC (2件):
A01G 1/00 303 ,  E02D 17/20 102
FI (2件):
A01G 1/00 303 B ,  E02D 17/20 102 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
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