特許
J-GLOBAL ID:200903042555071833

蓄熱空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075704
公開番号(公開出願番号):特開平9-264586
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 昼間の住空間の熱負荷より使用電力量を割り出し、過去の同様な状態変化の様子とパターン照合することによって、近い将来の使用電力量の予測が可能で、使用電力量のデマンド制御を実現でき、住空間の快適性を十分に維持できるようにするとともに、装置の立ち上げ時や、予測制御に必要な過去のデータが停電等により失われた場合に、これに対処できるようにすること。【解決手段】 電力需要の時系列データを収集するとともに、時系列データの蓄積量を常にみて、データ蓄積量が所定量に達していない場合には、疑似データを収集データとし、収集した電力需要の時系列データまたは疑似データを解析して電力需要カーブを予測し、予測した電力需要カーブから需要熱負荷を予測し、予測した需要熱負荷に相当する熱量を夜間の時間帯に蓄熱器に蓄えるとともに、予測した電力需要カーブに基づいて空調時の時間帯に放熱運転を行わせるようにしたもの。
請求項(抜粋):
電力需要の時系列データを収集する電力需要時系列データ収集手段と、この電力需要時系列データ収集手段によるデータ蓄積量を判定し、蓄積データが所定量に達していない場合、該電力需要時系列データ収集手段に対して疑似データを送り出させるデータ蓄積量判定手段と、前記電力需要時系列データ収集手段で収集した前記電力需要の時系列データまたは前記疑似データを解析して電力需要カーブを予測する電力需要カーブ予測手段と、この電力需要カーブ予測手段で予測した前記電力需要カーブから需要熱負荷を予測する需要熱負荷予測手段と、冷熱または温熱を蓄熱器に蓄える熱源機の蓄熱運転手段と、前記蓄熱器に蓄えた熱を利用するための蓄熱利用運転手段と、前記蓄熱器の蓄熱を放出する冷暖気放出器と、前記需要熱負荷予測手段で予測した前記需要熱負荷に基づき、夜間の時間帯に前記熱源機の蓄熱運転手段を制御して前記需要熱負荷に相当する冷熱量または温熱量を蓄熱器に蓄えさせるとともに、前記予測した電力需要カーブに基づいて、空調時の時間帯に前記蓄熱利用運転手段を制御して前記蓄熱器の蓄熱を冷暖気放出器へ供給させる運転制御手段と、前記冷暖気放出器から放出した前記蓄熱器の冷熱量または温熱量を検出する冷熱量または温熱量の検出手段と、前記冷熱量または前記温熱量を電力量に変換して前記電力需要時系列データ収集手段に送り出す熱量/電力量変換器とを備えたことを特徴とする蓄熱空気調和装置。

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