特許
J-GLOBAL ID:200903042556844658

動画データ符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289699
公開番号(公開出願番号):特開平5-130584
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】動画データを符号化する際、各フィールドあるいはフレームの符号化後の総符号データ量を一定量以下に抑える。【構成】データをメモリ101に一時記憶するとともに直交変換部108で処理された係数を、量子化テーブル部107に従い量子化部109で量子化し、その係数を階層分割により各階層ごとに符号化し、階層別符号量カウンタ部110で各階層の符号量をカウントする。この情報と設定符号量により切り捨てる階層を符号量超過階層検出部111で求め、量子化テーブル制御部106に出力する。次のデータの処理の際、メモリ101から前のデータを読みだし、量子化テーブル設定部105において、この情報より切り捨てる階層以降の係数値を零とする量子化テーブルを生成して符号化し、総符号量を一定量以下に抑える。
請求項(抜粋):
動画を構成する1つのフィールドデータ或いはフレームデータを所定画素数の画素ブロックに分割し、各画素ブロックに対して直交変換を施した後、量子化を行って得られた係数データを符号化し、フィールド内或いはフレーム内で総符号データ量を一定量以下にする符号化装置であって、所定画素数の画素ブロックに分割された画像データを直交変換する第1の直交変換手段と、第1の量子化テーブルを保有する保有手段と、ブロック内の直交変換係数を前記第1の量子化テーブルで量子化する第1の量子化手段と、前記第1の量子化手段で量子化された係数データを複数の階層に分割し、各階層において低次の階層の係数からの符号量の和をカウントする符号量カウント手段と、そのカウント値が設定符号量を越える階層を検出する符号量超過階層検出手段と、前記符号量超過階層検出手段で検出された階層を含み、それより高次の階層の係数を零とする第2の量子化テーブルを作成する量子化テーブル作成手段と、前記フィールド或いはフレームデータを一時記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読みだした所定画素数の画素ブロックに分割された画像データを直交変換する第2の直交変換手段と、前記量子化テーブル作成手段で作成された第2の量子化テーブルで量子化する第2の量子化手段と、第2の量子化手段で量子化された係数データを符号化する手段とを備えていることを特徴とする動画データ符号化装置。

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