特許
J-GLOBAL ID:200903042556854335

空間伝送光通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323854
公開番号(公開出願番号):特開平6-252852
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 狭いビームスポットの状態を保持して固定局と移動局との間の通信を行なうことができ、効率的かつ長距離の伝送を可能とする。【構成】 固定局11における発光素子101は、駆動部102に装着されて移動可能となっている。固定局11には、外部より移動局12に関する位置情報110が入力され、入力部106を介して制御回路107に渡される。また、固定局11は、設定部108により発光素子101の位置情報が設定され、記憶部109に記憶される。制御回路107は、移動局12の位置情報110を基に記憶部109を参照して光素子101の最適な位置を算出し、駆動部102を制御する。これにより発光素子101の位置が調整され、光信号104が光学レンズ103で集光されて光ビーム105となり、移動局12に向けて送出される。この結果、固定局11は、移動局12に対して常に狭いビームで通信できる。
請求項(抜粋):
大気空間を伝送媒体として軌道近傍に設置される固定局から、軌道上を移動する移動局に対して光通信を行なう空間伝送光通信装置において、上記固定局は、光信号を送出する発光素子と、この発光素子から出力される光信号を集光し、光ビームとして送出する光学レンズと、上記発光素子の位置を移動し、上記光学レンズとの位置関係を調整する駆動部と、上記移動局の位置に対応する設定値を予め記憶してなる記憶回路と、上記移動局の現在位置を示す外部信号を取り込む入力回路と、この入力回路により取り込んだ上記移動局の現在位置と上記記憶回路に記憶されている値を参照して上記駆動部を制御し、上記発光素子を最適位置に移動する制御回路とを具備したことを特徴とする空間伝送光通信装置。
IPC (2件):
H04B 10/10 ,  H04B 10/22

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