特許
J-GLOBAL ID:200903042563815884

吸収促進剤を用いた吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 縣 浩介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-054303
公開番号(公開出願番号):特開平5-215430
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 吸収促進剤を用いた吸収式冷凍機において、吸収促進剤が蒸発器の伝熱管の表面に付着して、冷媒の蒸発を妨げるのを防止する。【構成】 冷媒貯蔵タンク13に吸収促進剤よりも比重が大きく冷媒液よりも比重が小さいフロート球18と、漏斗状の底部弁口15及び逆漏斗状の頂部弁口17よりなる上下のフロート弁を設けた。【効果】 冷媒貯蔵タンク内で冷媒液と吸収促進剤とが分離され、冷媒液のみが蒸発器に送られ、吸収促進剤は吸収器側へバイパスされる。
請求項(抜粋):
再生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器を備え、凝縮器から蒸発器に至る冷媒経路に、冷媒液を一時的に貯蔵する冷媒貯蔵タンクを設けた吸収式冷凍機において、上記タンクの上部に冷媒入り口を、底部に漏斗状の弁口を、頂部に逆漏斗状の弁口をそれぞれ設けて、底部弁口を冷媒出口とすると共に、頂部弁口を吸収器又は溶液配管へ吸収促進剤を返送するためのバイパス配管の接続口とし、更に吸収促進剤と冷媒液の中間の比重を持つフロート球を両液の境界面に浮遊させることにより、両弁口をフロート球で開閉させるようにして成る吸収促進剤を用いた吸収式冷凍機。

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