特許

J-GLOBAL ID：200903042567082580

車両の駆動力制御装置

発明者： 浜田 哲郎 ,  新井 健太郎
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 落合 健 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-033226
公開番号（公開出願番号）：特開平8-230499
出願日： 1995年02月22日
公開日（公表日）： 1996年09月10日
要約：

【要約】【目的】 エンジントルクを複数の駆動輪に配分する車両において、トルク配分手段の故障時にエンジントルクを低減制御する際に、急激なエンジントルクの低減による車両の挙動変化を防止する。【構成】 駆動力制御手段30からの指令により油圧クラッチ8,9の締結力を調整して左右の後輪15,16に配分されるトルクを制御する。システム監視手段40がトルク配分手段の異常を判定すると、トルク制限手段50がエンジン2のトルクを低減制御する。このとき、低減されたエンジントルクが所定の下限値を下回らないように制御することにより、例えば異常の発生時にドライバーがアクセルペダルから足を放したような場合であっても、エンジントルクの急激な低下による車両の挙動変化が回避される。

請求項（抜粋）：

アクセル開度に応じてトルクを発生する駆動源(2)と、駆動源(2)の発生するトルクを前後又は左右の駆動輪(15,16)に所定の比率で配分するトルク配分手段(8,9,18,30)と、アクセル開度とは独立して駆動源(2)の発生するトルクを制限するトルク制限手段(50)とを備えた車両の駆動力制御装置において、トルク配分手段(8,9,18,30)に係る機器の異常を検出する異常検出手段(40)を備え、この異常検出手段(40)が異常を検出したときに、トルク制限手段(50)がアクセル開度に係わらず駆動源(2)の発生するトルクを所定値以上に保持することを特徴とする車両の駆動力制御装置。

IPC (6件)：

B60K 17/348 ,  B60K 23/00 ,  B60K 23/02 ,  B60K 41/10 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/02

FI (6件)：

B60K 17/348 B ,  B60K 23/00 A ,  B60K 23/02 L ,  B60K 41/10 ,  F02D 29/00 H ,  F02D 29/02 K