特許
J-GLOBAL ID:200903042577498490

SQUID磁束計の初期設定システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240341
公開番号(公開出願番号):特開平6-094814
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 素子の磁束-電圧変換率を計測し、オープンループ状態での磁束計の入出力特性を解析し、実際に使用する素子特性に応じて磁束計のバイアス電流値、変調振幅の最適値を決定し磁束計の初期設定を行なう。【構成】 磁束計システムは、磁束計20、疑似信号発生回路8、制御部21、データ収集装置22及びコンピュータ23により構成され、バイアス電流及び変調振幅の設定は、制御部を介してコンピュータで行なう。変調振幅及びバイアス電流値を設定し、次に疑似信号を入力して入力磁束Φinと出力電圧Voutを計測し、データ収集装置を介してコンピュータへ収集する。次に、入出力特性のデータから、最大帰還磁束量及び感度を求め、これを各変調振幅、バイアス電流値において計測、計算し、変調振幅とバイアス電流値の最適値を求めて設定する。【効果】 多チャネル磁束計の制御に有効である。複数の素子特性がばらつく場合にも最適な動作点に設定できる。
請求項(抜粋):
少なくとも2個のジョセフソン接合を持ち、冷却媒体内に配置されるSQUID(超伝導量子干渉素子)を有するSQUID磁束計の初期設定システムにおいて、SQUIDのバイアス電流と変調信号を設定する手段と疑似信号を入力する手段とオープンループ状態での入力磁束に対する磁束計の出力電圧を計測する手段を持つ変調振幅決定手段を有することを特徴とするSQUID磁束計の初期設定システム。
IPC (2件):
G01R 33/035 ZAA ,  H01L 39/22 ZAA

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