特許
J-GLOBAL ID:200903042586530275

スライダ駆動制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167383
公開番号(公開出願番号):特開平8-063233
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 駆動機構の剛性が十分に大きくないスライダ駆動装置でも、起動時のスライダの振動が小さくて応答性が高く、正確に短時間で位置決めすることができるとともに、外乱にも強いスライダ駆動制御方法及びその装置を提供する。【構成】 スライダの目標位置と目標位置入力時のスライダの位置検出値Goから制御周期ごとの目標位置Sを設定し、Sとフィードバック量Rとの差から制御周期ごとに指令移動量Pを算出してモータを駆動する。モータには回転量検出器を備え、検出したモータの累積回転量をスライダの移動量に換算した相当移動量Qを求める。また、制御周期のN(整数)倍で設定した監視周期ごとにスライダの位置検出値Gを検出して、同じ制御周期のQからGと一つ前の監視周期の補正量δ-1とを引いた値をNで等分し、その等分した値にδ-1を加えて補正量δを算出する。制御周期ごとにQからδを引いた値をRとする。
請求項(抜粋):
ガイドに沿って移動自在なスライダをモータで駆動するとともに、前記スライダの位置検出値を出力する位置検出手段を備えて、クローズドループで制御するスライダ駆動制御方法において、前記スライダの目標位置を入力し、前記目標位置と前記目標位置入力時点の前記位置検出値との差から、制御周期ごとの目標位置を設定し、前記制御周期ごとの目標位置と制御周期ごとのフィードバック量との差から、制御周期ごとに指令移動量を算出し、前記指令移動量に沿って前記モータを駆動し、前記モータに回転量検出器を備えて前記モータの回転量を検出し、前記モータの回転量の累積量を前記スライダの移動量に換算して相当移動量を求め、前記制御周期の整数倍で監視周期を設定し、前記監視周期の最初の制御周期に、前記位置検出値を検出し、該位置検出値及び一つ前の監視周期の補正量を同じ制御周期の前記相当移動量から引いて差を求め、求めた差を前記整数倍した数で等分するとともに、該等分した値に前記一つ前の監視周期の補正量を加えてその監視周期の補正量を算出し、制御周期ごとに、前記相当移動量から前記その監視周期の補正量を引いた量を前記フィードバック量とする、ことを特徴とするスライダ駆動制御方法。
IPC (4件):
G05D 3/12 305 ,  G05D 3/12 ,  B23Q 15/24 ,  G12B 5/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-181115
  • 特開平1-303507
  • 特開昭61-133411

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