特許
J-GLOBAL ID:200903042587491966

生体吸収性の自己膨張性ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-175215
公開番号(公開出願番号):特開平11-057018
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 体内管腔内の条件および制限に耐えるのに十分な構造強度、生体安定性、寸法および耐久性を有するステントを提供する。【解決手段】 中心線に沿って螺旋形態で延び第1の共通の巻き方向を有する第1組のフィラメント(12)と、中心線に沿って螺旋形態で延び第2の共通の巻き方向を有する第2組のフィラメント(12)とを具備し、第2組のフィラメント(12)が、焼鈍後で配送装置への装荷前の半径方向に膨張した自由状態にあるときに、120〜150 ゚の角度で第1組のフィラメント(12)と交差し、各フィラメント(12)が、PLLA、PDLA、PGAまたはこれらの組み合わせからなり、実質的に中実かつ均一な断面、40〜120ksiの引っ張り強度および400,000〜2,000,000psiの縦弾性係数、0.15〜0.6mmの平均直径を有する。
請求項(抜粋):
管状の、半径方向に圧縮可能かつ自己膨張可能な、編み込まれかつ焼鈍された構造を有する、生体吸収される埋め込み可能なステントであって、各々が、前記ステント(10)の中心線に沿って螺旋形態で延び、かつ、第1の共通の巻き方向を有する5〜18本の間の第1組のフィラメント(12)と、各々が、前記ステント(10)の中心線に沿って螺旋形態で延び、かつ、第2の共通の巻き方向を有する前記第1組のフィラメント(12)と同じ数の第2組のフィラメント(12)とを具備し、該第2組のフィラメント(12)は、前記第1組のフィラメント(12)との間に複数の交差点を形成するように、焼鈍後で配送装置(20)への装荷前の半径方向に膨張した第1の自由状態にあるときに、約120〜約150 ゚の間の軸方向に向かう角度で前記第1組のフィラメント(12)と交差し、各フィラメント(12)が、PLLA、PDLA、PGAまたはこれらの組み合わせからなり、かつ、実質的に中実かつ実質的に均一な断面、約40ksi(276MPa)〜約120ksi(827MPa)の引っ張り強度および約400,000psi(2,758MPa)〜約2,000,000psi(13,790MPa)の縦弾性係数、並びに、約0.15mm〜約0.6mmの平均直径を有し、前記第1組のフィラメント(12)および第2組のフィラメント(12)が、前記配送装置(20)からの展開に際して、体内脈管内にステント(10)を埋め込むために十分な半径方向外方に向かう力を生成するように相互に作用することを特徴とするステント。
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (9件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Elastic characteristics of the self-expanding metallic stents

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