特許
J-GLOBAL ID:200903042602515966

カップ型波動歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-171968
公開番号(公開出願番号):特開2000-009191
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 カップ型波動歯車装置において、その可撓性外歯歯車と出力部材の締結トルクを十分なものとすること。【解決手段】 カップ型波動歯車装置1のカップ形状の可撓性外歯歯車4のボス43は、その外周面に雄ねじ43bが形成されている。出力軸6の端面には円形凹部が形成されており、この円形凹部の内周面に形成した雌ねじ61に、ボス43の雄ねじ43bがねじ込み固定されている。また、打ち込みピン8によって、ボス43が出力軸6に固定されている。従来のような締結用ボルトを用いて双方の部材を締結固定する場合よりも、それらの間の締結トルクを大きくできる。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置されたカップ形状の可撓性外歯歯車と、この内側に嵌めた波動発生器とを有し、この波動発生器は、前記可撓性外歯歯車を非円形に撓めて前記剛性内歯歯車に部分的に噛み合わせ、当該噛み合い位置を円周方向に移動させることにより、両歯車の間に相対回転を発生させるカップ型波動歯車装置において、出力部材と、この出力部材を前記可撓性外歯歯車に同軸状態に締結している締結手段とを有しており、前記可撓性外歯歯車は、外歯が形成された円筒状の胴部と、この胴部の一端から半径方向の内側に延びている環状のダイヤフラム板と、このダイヤフラム板の内周縁に連続していると共に当該ダイヤフラム板から装置軸線方向に突出しているボスとを備えており、前記締結手段は、少なくとも、前記円筒状のボスと前記出力部材の間に形成したねじ締結手段を含むことを特徴とするカップ型波動歯車装置。
Fターム (8件):
3J027FA36 ,  3J027GB03 ,  3J027GC07 ,  3J027GC22 ,  3J027GD03 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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