特許
J-GLOBAL ID:200903042616552201

直列4気筒エンジンのバランサシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131219
公開番号(公開出願番号):特開平9-210137
出願日: 1986年03月05日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトに平行に配設される直列4気筒エンジンのバランサシャフトにおいて、曲げモーメントの発生を抑制しながら、該バランサシャフトの駆動損失の低減や組付性の向上等を図り、且つシリンダブロックの端壁や隔壁を利用して、該バランサシャフトの高い支持剛性を実現する。【解決手段】 バランサシャフト30のアンバランス部31をエンジン中央部の第2、第3気筒102,103の側方に配置して、該アンバランス部31に連設された延長軸部32の端部に第1軸受部Aを、アンバランス部31の反延長軸部側の端部に第2軸受部Bを、アンバランス部31の中間部に第3軸受部Cを設け、第1軸受部Aを第4気筒104側のシリンダブロック端壁16に、第2軸受部Bを第1、第2気筒101,102間の隔壁121に、第3軸受部Cを第2、第3気筒102,103間の隔壁122に支持させ、且つ第2軸受部Bの径を第3軸受部Cの径より小さくする。
請求項(抜粋):
クランクシャフトに平行に配設されて該クランクシャフトにより駆動され且つアンバランス部を有する直列4気筒エンジンのバランサシャフトであって、上記アンバランス部がエンジン長手方向の中央部における第2、第3気筒に対応するシリンダブロック側方に配置されていると共に、該アンバランス部の一端側に延長軸部が連設されて駆動機構に連結されており、且つ該延長軸部の端部に第1軸受部が、上記アンバランス部の反延長軸部側に第2軸受部が、該アンバランス部の中間部に第3軸受部が夫々設けられていると共に、上記直列4気筒エンジンのシリンダブロックには各隣接気筒間に隔壁が設けられ、上記第1軸受部がエンジン長手方向の駆動機構側に位置する第4気筒側のシリンダブロック端壁に支持され、上記第2軸受部がエンジン長手方向の反第4気筒側の第1気筒と第2気筒との間の隔壁に支持され、上記第3軸受部が上記第2気筒と第3気筒との間の隔壁に支持され、且つ上記第2軸受部の径が第3軸受部の径より小さくされていることを特徴とする直列4気筒エンジンのバランサシャフト。

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