特許
J-GLOBAL ID:200903042620301060

船用機関の燃料噴射装置における 電動燃料ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-179421
公開番号(公開出願番号):特開平8-021325
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 船用機関における吐出側の燃料流路の安全規制を満足しうるとともに容積型、非容積型の電動燃料ポンプの何れをも使用でき、且つ機関の運転と同期して燃料供給を行ない得る電動燃料ポンプ装置を提供する。【構成】 密閉された燃料槽1は、仕切壁4によって第1燃料槽5と第2燃料槽6とに区分され、第1燃料槽5と第2燃料槽6とはオリフィス通路8によって連絡され、さらに第1燃料槽5と第2燃料槽6とは仕切壁4の上部のチャンバー室7にて連通される。燃料流入路9は第1燃料槽5に臨んで開口し、流路を開閉する開閉部材12を備えた燃料補給路10はチャンバー室7に臨んで開口する。電動燃料ポンプPは第2燃料槽6内に配置され、少なくとも機関の停止時において、電動燃料ポンプPのポンプ部36は、第1燃料槽5からオリフィス通路8を介して供給された燃料が貯溜する第2燃料槽6内の燃料中に没して配置される。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の燃料を電動燃料ポンプにて吸入して加圧吐出し、前記加圧された燃料を、燃料分配管に取着された燃料噴射弁より機関に連なる吸気管に向けて噴射するとともに電動燃料ポンプより燃料噴射弁に向けて供給される燃料圧力を燃料リターン通路を介して燃料タンク内へ還流し、吸気管内の圧力に対して一定の設定圧力に保持するプレッシャーレギュレターを備えた船用機関の燃料噴射装置において、密閉された燃料槽1は、重力方向に沿って設けられた仕切壁4によって第1燃料槽5と第2燃料槽6とに区分されるとともに第1燃料槽5と第2燃料槽6とは仕切壁4の上部のチャンバー室7にて連通され、前記、第2燃料槽内には電動燃料ポンプPが配置され、電動燃料ポンプPのポンプ部36は、第2燃料槽6内の底部6Aにポンプ吸入路37を介して開口するとともに電動燃料ポンプPのポンプ吐出路38は燃料噴射弁Jに連絡され、第1燃料槽5には、第1燃料槽5に臨んで配置されるとともに燃料タンクTに連なる燃料流入路9が開口し、チャンバー室7には、流路を開閉しうる開閉部材12を備えた燃料補給路10が開口し、さらに第2燃料槽6と第1燃料槽5とがオリフィス通路8によって連通されたことを特徴とする船用機関の燃料噴射装置における電動燃料ポンプ装置。
IPC (3件):
F02M 37/00 301 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-295172
  • 燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-070533   出願人:日本電子機器株式会社

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