特許
J-GLOBAL ID:200903042620542970

孔版印刷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102501
公開番号(公開出願番号):特開平9-286158
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 樹脂フィルムだけから構成された透明なマスタの有無を版胴上で確実に検出する。【解決手段】 マスタ2の一部を加熱してマーカ領域を形成し、このマーカ領域を版胴17上に設けられた鏡面反射するほど光反射率が高い光反射面RFと重ね合わせて版胴17にマスタ2を巻着し、所定のスレッショルド値を基準として光反射面RF部分の光反射率の高低を反射型の光センサMSで検出してマスタ2の有無を判定する。この場合、光反射面RFは鏡面反射してその反射光が光センサMSに達しないために、光反射面RFを検出する光センサMSの受光レベルは極めて低くなる。これに対し、加熱により白濁したマーカ領域は乱反射によって光反射率が上昇するため、マーカ領域を検出する光センサMSの受光レベルも上昇する。これにより、光反射面RF上におけるマーカ領域の有無をもって版胴17上のマスタ2の有無が確実に判定される。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなるマスタを加熱穿孔して所望の穿孔画像を形成し、この穿孔画像が形成された前記マスタを回転自在な版胴に巻着し、印刷用紙を押圧部材で前記マスタに押圧して印刷を行なう孔版印刷装置において、前記マスタの所定部分を加熱することにより穿孔又はハーフ穿孔されたマーカ領域を形成するマーカ領域形成手段と、前記版胴に前記マスタが正しくセットされた場合に前記マーカ領域と重なり合う前記版胴外周面上の位置に設けられた光反射率が高い光反射面と、前記版胴の回転に伴う前記光反射面の移動軌跡中に位置する所定のマスタ検知位置で前記版胴の外周面の光反射レベルを検出する反射型光センサと、この反射型光センサの検出レベルに基づき、前記光反射面の光反射レベルと前記マーカ領域の光反射レベルとの中間値をとるスレッショルド値を基準とした光反射レベルの高低をもって前記マスタの有無を検知するマスタ検知手段と、を備えることを特徴とする孔版印刷装置。
IPC (2件):
B41L 13/04 ,  B41L 13/14
FI (2件):
B41L 13/04 F ,  B41L 13/14 P

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