特許
J-GLOBAL ID:200903042624931084

カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119910
公開番号(公開出願番号):特開平5-297537
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】色再現性と発色性に優れたカラープリントを迅速に供給することの可能なカラー感光材料であって、かつ加えられる圧力に対する耐性の強いカラー感光材料を提供する。また、上記のカラープリントを省資源や低公害の観点から有利な低補充型の連続処理においても安定に生産することのできるカラー画像形成方法を提供する。【構成】シアン色素形成層の少なくとも一層が塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃化銀を含まない塩臭化銀からなるハロゲン化銀乳剤粒子と、ピロロトリアゾール系シアン色素形成カプラーの少なくとも一種とを含有しており、さらに、該ハロゲン化銀乳剤粒子が、粒子形成工程におけるその粒子体積の20%以下に相当するいずれかの部分を形成する期間の間に、および/または粒子形成終了から支持体上に塗布されるまでの間に、合計でハロゲン化銀1モル当り0.0005から0.01モルの水溶性臭化物をハロゲン化銀粒子を含む系に添加されて形成されたものであることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層ずつのイエロー色素形成層、マゼンタ色素形成層およびシアン色素形成層を有するハロゲン化銀カラー感光材料において、該シアン色素形成層の少なくとも一層が塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃化銀を含まない塩臭化銀からなるハロゲン化銀乳剤粒子と、一般式(I)または(II)で示されるシアン色素形成カプラーの少なくとも一種とを含有しており、さらに、該ハロゲン化銀乳剤粒子が、粒子形成工程におけるその粒子体積の20%以下に相当するいずれかの部分を形成する期間の間に、および/または粒子形成終了から支持体上に塗布されるまでの間に、合計でハロゲン化銀1モル当り0.0005から0.01モルの水溶性臭化物をハロゲン化銀粒子を含む系に添加されて形成されたものであることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】一般式(I)および(II)において、ZaおよびZbはそれぞれ-N=または-C(R3 )=を表す。但し、ZaおよびZbのいずれか一方は-N=であり、他方は-C(R3 )=である。R1 およびR2 はそれぞれハメットの置換基定数σp値が0.20以上の電子吸引性基を表し、かつ、R1 とR2 のσp値の和は0.65以上である。R3 は水素原子または置換基を表す。Xは水素原子または芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体とのカップリング反応において離脱し得る基を表す。R1 、R2 、R3 あるいはXが二価の基になり、二量体以上の多量体を形成、もしくは高分子鎖と結合して単重合体や共重合体を形成してもよい。
IPC (6件):
G03C 7/38 ,  G03C 1/015 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/07 ,  G03C 1/34 ,  G03C 7/407
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-288855
  • 特開平4-009035
  • 特開平3-230159
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