特許
J-GLOBAL ID:200903042626032516

体管の一部を電離放射線によって処置するための医療用カテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-234526
公開番号(公開出願番号):特開2002-045435
出願日: 2000年08月02日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】【課題】血管壁に対して均一に線量を照射できるセンターリング機構を有しており、かつセンターリングしている間は常に末梢血管へ血液を流せる灌流機構を有しており、さらにカテーテル表面に凹凸がなく、血管内を移動させる際に抵抗とならず、血管内面を傷つける危険がないことである。【解決手段】カテーテルの先端側に位置する拡張可能部分において、弾性の異なる2種の材質の弾性差により、拡張された時には隆起を生じさせる。前記拡張可能部分には低弾性部位と高弾性部位が配置されており、圧力を加えられた時に低弾性部位に比べて高弾性部位が大きく拡張され、隆起となる構造とする。もしくは、弾性の異なる2種の材質を内層、外層の2層構造とし、低弾性材質からなる層に空隙を設け、圧力を加えられた時に、前記空隙の部分に隆起となる構造とする。
請求項(抜粋):
体管の一部を電離放射線によって処置するための医療用カテーテルであって、先端部と基端部を有する長尺のカテーテルを有し、前記カテーテルの先端側に位置する拡張可能部分と、放射線源を前記拡張可能部分に配置させるために前記カテーテルを長手方向に貫通する手段とを備え、前記拡張可能部分は、半径方向に2層構造となっており、内層は比較的高弾性の物質からなり、かつ外層は比較的低弾性の物質からなり、前記外層には1つもしくは複数の空隙が存在し、拡張されない時は表面に隆起を有さず、拡張された時には前記外層の前記空隙から内層の一部が隆起し、これにより拡張された時には、前記拡張可能部分の近傍において生体流体の灌流を可能とし、かつ放射線源を拡張可能部分内部に配置する時に、常に放射線源が前記拡張可能部分の半径方向の中心に位置するように、前記拡張可能部分の隆起が配置されることを特徴とするカテーテル。
IPC (3件):
A61N 5/10 ,  A61M 25/00 ,  A61L 29/00
FI (4件):
A61N 5/10 C ,  A61L 29/00 Z ,  A61M 25/00 410 H ,  A61M 25/00 410 R
Fターム (18件):
4C081AC08 ,  4C081BB07 ,  4C081BB08 ,  4C081CA021 ,  4C081CA031 ,  4C081CA041 ,  4C081CA161 ,  4C081CA211 ,  4C081CA231 ,  4C081CA271 ,  4C081CB011 ,  4C081CB051 ,  4C081CD31 ,  4C081DA03 ,  4C081DC01 ,  4C082AC01 ,  4C082AE05 ,  4C082AT10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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