特許
J-GLOBAL ID:200903042629618848
ブレーキシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073540
公開番号(公開出願番号):特開平9-263231
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】マスタシリンダ用リザーバを通常ブレーキ時とアンチロック制御時とで共用するとともに、リザーバの残量警告装置を備えたブレーキシステムにおいて、アンチロック制御用液圧制御装置の異常発見を可能にする。【解決手段】アンチロック制御用液圧制御装置の異常発見のために、マスタシリンダ用リザーバにおいて、既存のリザーバ液量検出装置30のうちのフロート40とレベルスイッチ46とを流用し、フロートを上下変位可能に収容するハウジング36を設け、かつ、そのフロートの上部空間を別のフロート50とストッパ54とで閉塞し、その上部空間に、液圧制御装置から排出されたブレーキ液を供給してフロートを押し下げることにより、通常ブレーキ時にブレーキシリンダから液圧制御装置を経て予定外に排出されたブレーキ液の量が設定値以上である場合に、当該ブレーキシステムが異常であると判定する。
請求項(抜粋):
少なくともマスタシリンダを含む液圧源と、前記マスタシリンダに取り付けられ、蓄積したブレーキ液をマスタシリンダに供給するリザーバと、車輪のブレーキを作動させるブレーキシリンダと、それら液圧源とリザーバとブレーキシリンダとの間に設けられ、通常ブレーキ時にはブレーキシリンダをリザーバから遮断して前記マスタシリンダに接続する増圧状態を実現し、液圧制御時には、ブレーキシリンダをリザーバから遮断して液圧源に接続する増圧状態と、ブレーキシリンダを液圧源から遮断してリザーバに接続する減圧状態とを含む複数種類の液圧制御状態を選択的に実現する液圧制御装置とを含むブレーキシステムにおいて、前記通常ブレーキ時であるにもかかわらず前記ブレーキシリンダから前記液圧制御装置を経て前記リザーバに排出されたブレーキ液の量が設定値以上であることを検出し、そのことを運転者に警告する警告装置を設けたことを特徴とするブレーキシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
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