特許
J-GLOBAL ID:200903042636414573

オイルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139467
公開番号(公開出願番号):特開平10-331983
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 シリンダの軸方向内側寄りの環状突起がシリンダ内の高圧流体の圧力によって大きく撓み変形し、それによってピストンロッドに対するその突起の接触面積が大きくなるを防止する。ピストンロッドの外周面の油膜切れを無くす。【解決手段】 シールリップ18の内周面に複数の環状突起19a〜19eを軸方向に沿って形成する。シリンダ12の軸方向外側寄りに位置される環状突起19d,19eの突出高さh2を、それより内側寄りに位置される環状突起19a〜19cの突出高さh1よりも高く形成する。軸方向内側寄りの環状突起19aがシリンダ12内の高圧を受けた状態において、シリンダ12の軸方向内側寄りの環状突起19aと同外側寄りの環状突起19d,19eの接触面圧がほぼ同じになる。各環状突起19a〜19eの撓み変形もほぼ同じになるため、これらの接触面積もほぼ均一になる。
請求項(抜粋):
高圧流体をオイルと共に封入するシリンダの端部に装着され、前記シリンダに進退自在に突設されたピストンロッドの外周面に対し、環状のシールリップが摺動自在に密接されるオイルシールにおいて、前記シールリップの内周面に、前記ピストンロッドの外周面に密接する環状突起を軸方向に沿って複数個設け、この複数個の環状突起のうちの、前記シリンダの軸方向外側寄りに位置される環状突起を、同内側寄りに位置される環状突起よりも突出高さが高くなるように形成したことを特徴とするオイルシール。
IPC (2件):
F16J 15/32 301 ,  F16F 9/36
FI (2件):
F16J 15/32 301 Z ,  F16F 9/36

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