特許
J-GLOBAL ID:200903042643224160

焼結鉱の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133535
公開番号(公開出願番号):特開平9-316550
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】ピソライト鉱石などの高結晶水含有鉱石を原料鉱石として多量に使用した場合に、低コストでしかも困難性を伴わずに高生産性を維持することができる焼結鉱の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】高結晶水含有鉱石、含CaO副原料、造粒バインダーおよび返鉱を主体とする内層原料を1次ミキサーで混合および造粒して内層原料擬似粒子を形成し、この内層原料擬似粒子に、難溶融性鉱石および固体燃料を主体とする外層原料を1次ミキサー出口部分において合流せしめ、次いで2次ミキサーにより前記内層原料擬似粒子の表面を外層原料で被覆して2層構造擬似粒子を形成し、この2層構造擬似粒子を焼結機にて焼成して焼結鉱を製造するに際し、1次ミキサーの散水量を焼結機装入直後の原料層の通気性が最大となるように制御し、2次ミキサーの散水量を焼結ベッド全体の通気性が最大となるように制御する。
請求項(抜粋):
高結晶水含有鉱石、含CaO副原料、造粒バインダーおよび返鉱を主体とする内層原料を1次ミキサーで混合および造粒して内層原料擬似粒子を形成し、このようにして形成された内層原料擬似粒子に、難溶融性鉱石および固体燃料を主体とする外層原料を1次ミキサー出口部分において合流せしめ、次いで2次ミキサーにより前記内層原料擬似粒子の表面を外層原料で被覆して2層構造擬似粒子を形成し、この2層構造擬似粒子を焼結機にて焼成して焼結鉱を製造するに際し、前記1次ミキサーの散水量を焼結機装入直後の原料層の通気性が最大となるように制御し、さらに、2次ミキサーの散水量を焼結機における焼結ベッド全体の通気性が最大となるように制御することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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