特許
J-GLOBAL ID:200903042644629341

発光素子を使った灯具の光学設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039273
公開番号(公開出願番号):特開平7-225790
出願日: 1994年02月15日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 発光素子を使った灯具において精度の高い配光設計を行う。【構成】 LED素子の内部構造についてチップ部1、チップリフレクタ(凹部10)、レンズ部15の形状や特性をモデル化することによって、LED素子の照射光をチップ部1による直接光とチップリフレクタによる反射光とに区分するとともに、モデル化に必要な未知定数を実測によって規定する。そして、レンズステップ16の原形状をその透過光の狙い方向や拡散角に基づいて粗い精度で決め、チップ部1から発光する直接光やチップリフレクタによる反射光がレンズ部15やレンズステップ16を透過する様子を光線追跡によりシミュレートするとともに、配光分布を求めてこれが所望の分布になるか否かについて評価し、その結果に応じてレンズステップ16の形状に修正を加えて所望の配光分布を得る。
請求項(抜粋):
発光素子とその前方に配置されるレンズステップとを有する灯具について発光素子から出てレンズステップを透過する光の配光シミュレーション結果をレンズステップの形状設計にフィードバックするようにした発光素子を使った灯具の光学的設計方法であって、(イ)先ず、発光素子の内部構造についてチップ部及び/又はチップ部の周囲に設けられる反射部及び/又はチップ部を保護するレンズ部の形状や特性をモデル化することによって、発光素子の照射光をチップ部による直接光とチップ部の周囲に設けられる反射部による反射光とに区分するとともに、モデル化に必要な未知定数を実測によって予め規定しておき、(ロ)レンズステップの原形状をその透過光の狙い方向や拡散角に基づいて決め、(ハ)発光素子の内部から発光してそのレンズ部、そしてレンズステップを通した光の光線追跡を行ってその結果に応じてレンズステップの形状に修正を施した後、(ニ)配光分布を求めてこれが所望の分布になるか否かについて評価し、その結果に応じてレンズステップの形状に修正を施し、(ホ)所望の配光分布が得られるまで(ハ)、(ニ)の手順を繰り返す、ことを特徴とする発光素子を使った灯具の光学設計方法。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  H01L 33/00

前のページに戻る