特許
J-GLOBAL ID:200903042645569474

車両用直結クラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354821
公開番号(公開出願番号):特開平5-164241
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 減速走行時においてフューエルカット制御が実行されてもショックやしゃくりが生じない車両用直結クラッチのスリップ制御装置を提供する。【構成】 ステップSF1によりフューエルカットの開始条件が満足されたことが判定されると、ステップSS3により、その判定に基づいてロックアップクラッチ32のスリップ制御の実行が許可される。そして、ステップSA4により、ロックアップクラッチ32のスリップ制御の実際の開始に基づいて第2電子制御装置100によるフューエルカット制御作動が許可される。このため、フュールカット制御が開始されたときにはロックアップクラッチ32は確実にスリップ状態とされているので、ショックやしゃくりと称される振動に起因して車両の運転性が損なわれることが解消される。
請求項(抜粋):
動力伝達経路に介挿された直結クラッチ付流体式伝動装置と、減速走行時にエンジン回転速度が所定値より高い状態ではエンジンに対する燃料供給を遮断するフューエルカット制御手段とを有する車両において、該フューエルカット制御手段による燃料供給の遮断が行われる減速走行期間において該直結クラッチをスリップさせるスリップ制御装置であって、前記フューエルカット制御手段によるフューエルカットの開始条件が満足されたことを判定するフューエルカット開始判定手段と、該フューエルカット開始判定手段による判定に基づいて前記直結クラッチのスリップ制御の実行を許可するスリップ制御許可手段と、前記直結クラッチのスリップ制御が実際に行われていることに基づいて前記フューエルカット制御手段によるフューエルカット制御作動を許可するフューエルカット許可手段とを含むことを特徴とする車両用直結クラッチのスリップ制御装置。

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