特許
J-GLOBAL ID:200903042662165689

4輪駆動車両の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-070359
公開番号(公開出願番号):特開平7-279704
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 リミテッドスリップデフ(LSD)を搭載した4輪駆動車両において、LSDの効果を充分に発揮させると共に過大スリップの抑制を行う。【構成】 車体速度に対応した基準トルクから、スリップ量に対応したフィードバック補正トルクを減算した値を基に、目標駆動トルクを得る。エンジン出力を目標駆動トルクにまで低減するようにスロットル制御をすることにより、スリップが抑制される。スリップ量DVS及びスリップ率GDVSが所定値より大きいときにリタード指令が出力され、エンジンの点火時期が遅れ、急峻スリップを抑制する。しかも、スリップ量DVS1 ,DVS2 ,DVS3 ,DVS4 のうち上位2つを微分してスリップ率GDVS1 ,GDVS2 を求め、スリップ率GDVS1 ,GDVS2 のうち小さい方を用いて点火時期リタード制御をする。
請求項(抜粋):
前後いずれか一方の左右車輪間に差動制限機構を有する差動装置を設けた4輪駆動車両の駆動力制御装置であって、車輪から路面に伝達される駆動力を制御することにより車輪のスリップを制限する4輪駆動車両の駆動力制御装置において、4つの車輪の回転速度をそれぞれ検出する車輪速検出手段と、同車輪速検出手段により検出された車輪回転速度に基づき、各車輪のスリップのうち上位2つのスリップを検出するスリップ検出手段と、同スリップ検出手段によって選択されたスリップの変化率を求めるスリップ変化率演算手段と、同スリップ変化率演算手段によって求められた2つのスリップ変化率のうち小さい方を選択するスリップ変化率選択手段と、同スリップ変化率選択手段によって選択されたスリップ変化率に基づき上記駆動力を制御する駆動力制御手段により構成されたことを特徴とする4輪駆動車両の駆動力制御装置。
IPC (9件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 28/16 ,  F02D 9/02 341 ,  F02D 35/00 360 ,  F02D 41/22 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 345 ,  F02P 5/15

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