特許
J-GLOBAL ID:200903042663141805

可変吸気管の弁部抵抗係数の推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315922
公開番号(公開出願番号):特開平10-159641
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】分流弁という可変機構的要素を吸気管にもつ自動車のエンジンにおいて、エネルギ-平衡関係などの物理法則を利用してエンジンの気筒流入空気量の推定における弁の抵抗係数の決定方法を提供する。【解決手段】エンジンの可変機構的吸気管の分流弁4の開度と、スロットル弁2を通過する空気量Qiとエンジンの回転数Nを測定するとともに、エネルギーの平衡関係を利用して吸気管内の状態を求め、測定結果と求められた吸気管内の状態から気筒3に流入する空気量を推定する。
請求項(抜粋):
可変機構的吸気管を備えるエンジンの、吸気管の中の分流弁の開度とエンジン回転数とスロットル弁を通過する空気量とを自動車の運転時に測定する手段を用意して分流弁の測定開度における吸気管内圧力を算出することによりエンジンの気筒流入空気量を推定するときの、管路内の弁部の抵抗係数を決定する方法に関して、その弁の弁開度とそれを取り付けた系に依存する定数(k)を、その弁開度での弁開口面積とその時の流量係数の変化を考慮してその積が単調な増加もしくは減少の変化を示すように弁開度を有限個に分割して、その分割点において気流の定常状態での値(k)を求めておき、自動車の運転時にはその時の弁開度の前後におけるこの定常状態の値を用いてその弁開度におけるkを補間により前記弁部抵抗係数を決定する可変吸気管の弁部抵抗係数の推定方法。

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